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チームのために走り、成長を続ける、CITYの若きダイナモ【Match Day Spotlight #05】

2021年5月1日

 CITYへ加入したいという思いは、比較的すんなり決まったという。

「練習に参加した時点で、チームに活気が溢れていて、本気で上を目指している、意識の高いチームだと感じました。みんな練習生の僕に対してもすごく優しく接してくれましたし、積極的に声をかけてくれたのもよかったです」と今年大卒で加入したルーキーは振り返る。

 クラブが今シーズン獲得した大卒選手3名のうちの一人だが、盛り上げ役は他の2選手に譲っているという。「一歩引いたところで見ながら、サポート役に徹しようとしていますが、若手なのでどうしてもいじられます(笑)そういう意味ではチームの雰囲気もいいですし、僕たち若手も、ピッチ上でははっきり物事を主張しますし、先輩方もそれに対してしっかりと聞いてくれています。そういうところは最初の印象からは変わりませんね」

 「同じサイドバックの桂太くん(小松選手)やヤマくん(山之内選手)、もちろん翔平さん(阿部選手)に自分のプレーについて意見を聞いたり、細かい話でいうと、ボールの置きどころについてアドバイスを求めたりします。同じポジションと言う意味ではライバルなんですけど、みんなチームのレベルを全体的に高めたい思いがあるので、そういう会話ができるんだと思います」

 Jリーグの下部組織や大学サッカーで全国大会に出場した経験と実力が、彼を開幕から全試合出場という記録の手助けになっているかもしれない。と同時に、チームメイトとのコミュニケーションや、しっかりとした武器を持っていることがそれを後押ししているとも言えそうだ。

 「サイドバックですけど、持ち味は運動量です。チームのために走る、ということは湘南(ベルマーレ)時代から染み付いている部分ではありますし、自分の前には泰右さん(宮崎選手)やボールを持てる選手がたくさんいるので、その力は発揮しやすくなります」

 一方で、ピッチ外でも社会人一年目としての生活も充実しているという。

「クラブにはとても良くしてもらっていて、仕事や練習の合間に研修をさせてもらっています。SNSでのセルフブランディングや、サッカークラブがどのように運営されているか。指導にも携わらせてもらっているので、監督に指導法なども教えてもらったりしています。仕事もクラブの活動を優先させていただいているので、とてもやりやすいです」

 公式サイトのプロフィールの【将来の夢】欄に『Jのピッチに立つ』とあったので、それについて聞いてみたが「今は正直厳しいです」と返ってきた。「まだチームとしても個人としても結果を残せていないので、まずは今シーズン最低でも関東2部へ昇格。個人としても5アシストは残したい」と強く語ってくれた。

「開幕戦からチームはどんどん良くなってきていると思いますし、ミスのレベルが高くなってきてると思います。最後のところのミスが減れば、前節のような大量得点も増えると思います。連戦が続きましたが、コンディションは全然問題ありません。翔平さんが毎試合フル出場している中で、疲れているなんて絶対言えません(笑)」

 チームとしても個人としても高みを目指す若きサイドバックは、今週も走り続ける。

大津 佑和 選手のプロフィールは


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東京都1部リーグ第5節

■開催日時 5月2日(日)15:50キックオフ

■対戦相手 アローレ八王子

■会場 非公開 ■SHIBUYA CITY FC 「渋谷から世界で最もワクワクするフットボールクラブをつくる」というコンセプトの都市型フットボールクラブ。 「Football for good ~ワクワクし続ける渋谷をフットボールで~」というビジョンを掲げ、渋谷の街全体をスタジアムと見立て、365日、フットボールを軸に渋谷に関わる人々や企業・組織と共創したコンテンツが楽しめる姿を目指している。 2014年に発足したTOKYO CITY F.C.が前身となり、2021シーズンよりクラブ名称を「SHIBUYA CITY FC」に変更。

■本件に関するお問い合わせ SHIBUYA CITY FC / 株式会社PLAYNEW 担当:土海 Mail:info@scfc.jp

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