
KICK OFF |
10:05
つくばFC万博グラウンド


SHIBUYA CITY FC

アストラ倶楽部
2
0
2023シーズン 東京都社会人サッカーリーグ1部
2023年8月27日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト動画
マッチレポート
「ラスト5連戦」前節の駒澤大学GIOCO世田谷との試合に勝利後のMTGでキャプテンの#8 植松亮が口にした言葉だ。最終節となる18節までの残りの5試合を週に一度のペースで戦うSHIBUYA CITY FC、その初戦となった今節は今シーズン何度も激戦の地となったつくばでのナイトゲームだった。
対戦相手はアストラ倶楽部。昨年までSHIBUYA CITY FCに在籍した選手も所属し、昨シーズンは土壇場でなんとか逆転勝利を収めた難敵だ。



SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節から1人が変更。GKは#38佐藤海斗が務め、3バックは、右に#37 山出旭、真ん中に#20 岩沼俊介、左に#12 鈴木友也と同じメンバー。中盤は#4 土田直輝と#8 植松亮、WBは左に#2 山内稔之、右に#3 大津佑和とこちらも前節と同じ顔ぶれとなった。3トップはシャドーポジションに怪我から復帰した#15 比留間輝と#28 布施周士が入り、中央には#98 伊藤隆人が入った。
試合は序盤から激しい攻防が続く展開。「前節の駒澤さんと同じイメージのある戦い方」と増嶋監督も口にしたように、シンプルなロングボールと堅いブロックを特徴としたアストラ倶楽部に対してなかなか攻めあぐねる展開が続く。
流れを変えるべく、前半途中から増嶋監督はシステムを3バックから4バックに変更。#3 大津、#37 山出、#20 岩沼、#12 鈴木を最終ラインに並べ、修正を図る。
また、苦しい試合展開の中でチャンスが生まれていたのは右サイドから。#3 大津を起点に中盤、前線の選手が飛び出す形や、クロス、カットインからのシュートでチャンスを演出した。



0−0で折り返すと、後半から#10 宮崎泰右と#11 河西守生を投入。システム変更に合わせ、よりサイドから仕掛けられる選手の起用で攻撃の活性化を狙う。その中でやはり違いを生んだのは#10 宮崎。右の大外でボールを受けると相手1人を剥がすのはもはや当然。エースの推進力のあるドリブルやラストパスからチャンスを数多く演出する。
そして待望の先制点はその#10 宮崎のキックから。69分、左からのCKをファーサイドに上げると、待っていた#12 鈴木が叩いて合わせ、見事先制に成功する。「ボールが完璧だった」と#12 鈴木が、「中を信じて上げるだけだった」と#10 宮崎が語ったようにまさにお互いの信頼関係が生んだゴールだったと言える。



その後も攻勢を強めると77分には、アクシデントで退いた#11 河西に代わってピッチに立った#17 水野智大が#8 植松からボールを受けると、カットインから右足を振り抜きニアサイドを撃ち抜いた。これで今季5点目となる#17 水野は全てのゴールが途中出場の試合。文字通りスーパーサブとしての役割を完璧にこなしている。



危ないシーンも迎えたものの、そのまま試合を見事に締め2−0で勝利。難敵との1戦を制し、連勝を達成した。今季のチームを象徴する選手層の厚さはもちろん、指揮官が試合後に語ったのはシステム変更へのチームの対応力。「フォーメーションを変えてギアを上げる」ことができる強さを発揮し、5連戦の初戦を勝利で飾った。
苦しみながらも掴んだ今節の勝利は、チームとしての戦い方の幅の広さを示し自信を深める一戦となっただろう。残りは4試合。5連戦5連勝へ、まだ一つ階段を登っただけだ。




■次節概要 東京都社会人サッカーリーグ1部
対戦相手:アローレ八王子
日時 :9月3日(日) 16:50
場所 :文化杉並学園八王子グラウンド
ハイライト動画
マッチレポート
「ラスト5連戦」前節の駒澤大学GIOCO世田谷との試合に勝利後のMTGでキャプテンの#8 植松亮が口にした言葉だ。最終節となる18節までの残りの5試合を週に一度のペースで戦うSHIBUYA CITY FC、その初戦となった今節は今シーズン何度も激戦の地となったつくばでのナイトゲームだった。
対戦相手はアストラ倶楽部。昨年までSHIBUYA CITY FCに在籍した選手も所属し、昨シーズンは土壇場でなんとか逆転勝利を収めた難敵だ。



SHIBUYA CITY FCのスタメンは前節から1人が変更。GKは#38佐藤海斗が務め、3バックは、右に#37 山出旭、真ん中に#20 岩沼俊介、左に#12 鈴木友也と同じメンバー。中盤は#4 土田直輝と#8 植松亮、WBは左に#2 山内稔之、右に#3 大津佑和とこちらも前節と同じ顔ぶれとなった。3トップはシャドーポジションに怪我から復帰した#15 比留間輝と#28 布施周士が入り、中央には#98 伊藤隆人が入った。
試合は序盤から激しい攻防が続く展開。「前節の駒澤さんと同じイメージのある戦い方」と増嶋監督も口にしたように、シンプルなロングボールと堅いブロックを特徴としたアストラ倶楽部に対してなかなか攻めあぐねる展開が続く。
流れを変えるべく、前半途中から増嶋監督はシステムを3バックから4バックに変更。#3 大津、#37 山出、#20 岩沼、#12 鈴木を最終ラインに並べ、修正を図る。
また、苦しい試合展開の中でチャンスが生まれていたのは右サイドから。#3 大津を起点に中盤、前線の選手が飛び出す形や、クロス、カットインからのシュートでチャンスを演出した。



0−0で折り返すと、後半から#10 宮崎泰右と#11 河西守生を投入。システム変更に合わせ、よりサイドから仕掛けられる選手の起用で攻撃の活性化を狙う。その中でやはり違いを生んだのは#10 宮崎。右の大外でボールを受けると相手1人を剥がすのはもはや当然。エースの推進力のあるドリブルやラストパスからチャンスを数多く演出する。
そして待望の先制点はその#10 宮崎のキックから。69分、左からのCKをファーサイドに上げると、待っていた#12 鈴木が叩いて合わせ、見事先制に成功する。「ボールが完璧だった」と#12 鈴木が、「中を信じて上げるだけだった」と#10 宮崎が語ったようにまさにお互いの信頼関係が生んだゴールだったと言える。



その後も攻勢を強めると77分には、アクシデントで退いた#11 河西に代わってピッチに立った#17 水野智大が#8 植松からボールを受けると、カットインから右足を振り抜きニアサイドを撃ち抜いた。これで今季5点目となる#17 水野は全てのゴールが途中出場の試合。文字通りスーパーサブとしての役割を完璧にこなしている。



危ないシーンも迎えたものの、そのまま試合を見事に締め2−0で勝利。難敵との1戦を制し、連勝を達成した。今季のチームを象徴する選手層の厚さはもちろん、指揮官が試合後に語ったのはシステム変更へのチームの対応力。「フォーメーションを変えてギアを上げる」ことができる強さを発揮し、5連戦の初戦を勝利で飾った。
苦しみながらも掴んだ今節の勝利は、チームとしての戦い方の幅の広さを示し自信を深める一戦となっただろう。残りは4試合。5連戦5連勝へ、まだ一つ階段を登っただけだ。




■次節概要 東京都社会人サッカーリーグ1部
対戦相手:アローレ八王子
日時 :9月3日(日) 16:50
場所 :文化杉並学園八王子グラウンド