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東京都リーグ制覇のご報告と、昇格トーナメントに向けて

2023年9月25日

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SHIBUYA CITY FCは2023シーズン、19チームからなる東京都社会人サッカーリーグ1部を16勝2敗で初優勝いたしました。ただ、今年の目標である関東リーグ2部への昇格は、まだ決まっておりません。11月に開催される、関東の一都六県の上位チームが16チーム集まり開催されるトーナメント(関東社会人サッカー大会)で、一発勝負を3回勝ち抜き、決勝まで進出した2チームこそが、2024年を関東リーグ2部で戦う昇格チームとなります。


東京都リーグ1部の優勝チームが、昇格を賭けたトーナメントの初戦で敗退するケースは珍しくないため、この優勝で喜ぶことはできません。「また今年もスタートラインに立っただけ」と言い換えることもできます。


昨年、僕たちは東京都リーグ1部を3位で勝ち抜け、初のトーナメント進出を果たしました。昨年は12月開催だったこともあり身を切るような寒さでしたが、初戦の壮絶な(なんと15回まで続く)PK戦を勝ち切り、勢いに乗りました。しかし2回戦で敗退。何日か悔しさでまともに眠れず、敗退の瞬間を思い出すと涙が止まらなくなる日々が続き、年明けくらいまで立ち直るのに時間がかかりました。リベンジを誓い、チームを再編成し、増嶋監督を招聘し、厳しいトレーニングをスタートさせ、東京都リーグを戦い抜き、またここまで戻ってきました。


2015年に東京都4部に加盟し初年度で優勝。16年から18年まで3部を戦い、19年の2部昇格に合わせてクラブを法人化。2年目の20年に優勝し、21年の1部昇格から数えて、今シーズンは3度目の正直です。

今年もまたスタートラインに立っただけと書きましたが、東京都リーグ1部での優勝は、過去にこのクラブの歴史を前に進めてきた多くの選手やスタッフ、そしてまだ何者でもないクラブを支えてきてくださっているファン・サポーターやスポンサー、トークンホルダー、渋谷区関係者の皆様と共に掴み取った栄光であることに変わりありません。心から感謝しています。本当におめでとうございます。


そして今年、長くお世話になった東京都リーグにお別れをしたいと思っています。今年のSHIBUYA CITY FCは、すごく強いチームです。良い選手が獲得できたからでもなく、環境が改善されたからでもありません。振り返ると笑ってしまう(きっと選手たちも)ほど、シーズンの序盤から今まで、うまくいかないことばかりでした。異様なくらいスタメンやベンチメンバーが入れ替わる理由の一つに、様々なトラブルやぶつかり合いがありました。順調に拡大しているように思われるクラブ経営に関しても同じです。役員も社員も精神的にしんどいことの連続で、だからこそチームの連勝だけが救いで、特に飯を食わせていただいているスポンサーのみなさんに感謝の尽きないシーズンです。


それでも僕たちは勝ってきました。開幕戦でEDOさんに劇的な逆転負けを喫しプライドをへし折られてから、最終節のホームゲーム(先制されるも後半に逆転勝ち)までの18試合。余裕ある試合はなかったし、サッカーの難しさを心底痛感したリーグでした。でも勝ってきた。これが今のSHIBUYA CITY FCの強さです。きっと選手たちも同じ気持ちだと思います。


渋谷からJリーグ、そして世界的ビッグクラブを目指す僕たちSHIBUYA CITY FCは今年、大きな一歩を踏み出さないといけません。壮大な未来を描き、語るほど、目の前の1試合の大事さがプレッシャーとしてのしかかります。この恐怖、そしてそれを仲間と乗り越えたときの熱狂こそが、このクラブの価値です。11月のトーナメントは、そういった意味でクラブの価値を最大限に皆様に伝えられる機会です。

11月1週目と3週目の土日。まだ会場や組み合わせなどトーナメントの詳細は決まっていませんが、心臓が破裂するほどの緊張感と歓喜の渦に呑まれる瞬間を、共に味わっていただけたら幸いです。


SHIBUYA CITY FC

株式会社PLAYNEW

代表取締役CEO 小泉翔



9月23日(土)のリーグ最終戦後、オフィシャルトップパートナーの株式会社OHCHU様より選手&スタッフの優勝祝賀会をプレゼントしていただきました。感謝と敬意を込めて。@Contempus by Y.Y.G. Brewery


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