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「自分のためより、人や社会のためにお金を使いたい」。 「弁護士らしくない」法律事務所がCITYをスポンサードする理由

2023年4月17日

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SHIBUYA CITY FCは、現在200社を超えるパートナー/スポンサーの皆さまに支えられながら活動しています。

本企画「SCRAMBLE TALK」では、どのような想いでパートナー各社がSHIBUYA CITY FC(以下、CITY)のチャレンジに参画したのか、実際にどんな取り組みを行なっているのかをお伝えしていきます。

今回は、弁護士法人なかま法律事務所から中間隼人さん(代表弁護士)をお招きし、CITYから酒井翼(取締役/セールスディレクター)を聞き手に対談を実施しました。

同所は「ココロ豊かな社会を実現する」ことをビジョンとし、離婚、人事労務、ペットビジネス法務、スポーツビジネス法務に特化した法律事務所です。

昨年は選手たちを対象とした、SNSの扱いについての講座をしていただくなど、独自の強みと立場を生かしたサポートをしていただいています。

中間さんが独立を決断された経緯から、CITYとのTEAM CITYスポンサー契約を結ばれた背景を取り上げます。

2年目で独立、横浜で8年目を迎える弁護士事務所

酒井:まず簡単になかま法律事務所について紹介をお願いします。

中間:今、設立して8年目になります。弁護士2年目の終わりくらいに独立して事務所を立ち上げまして、長らく横浜で事務所をやっています。 業務としては個人の方向けとして離婚業務、法人の方向けには中小企業法務でご依頼をいただくことが多いです。中小企業の方は私が犬を飼っていることもあって、動物病院さんとかいわゆるペット事業者さんが大半を占めているのは、他の事務所にない特色です。 今は弁護士が4人、事務員さん5人の計9人のメンバーでやっております。

酒井:ありがとうございます。2年目で独立されたということですが、どういうきっかけで独立しようと思ったのですか。

中間:最初は東京の事務所でいわゆる勤務弁護士をして、勤めて2年目に神奈川で知り合いの先生に誘われて1年間また勤務弁護士として働いて。それで2年目の終わりくらいに独立という流れです。

2年目は事務所の事件と並行して個人の事件をやっていたのですけれども、なかなか個人事件に時間を取られることが多くなっていって、事務所に迷惑をかけるのも悪いなと思ってそれで自分でやろうかと。

当時、奥さんは妊娠していたんですけど、あまり相談はしなかった気がします(笑)。そして今に至ると。

酒井:すごいですよね。2年目の終わりのタイミングで独立するときは怖くなかったんですか。

中間:特定の顧客はいなかったですが、毎月の売上見込みはなんとなく立っていたので、一人だったらどうにかなるな、という感じでした。なのでそこまで怖くはなかったです。

「良い意味で弁護士らしくない」を強みに

酒井:法律事務所の中では比較的歴史が浅い方だと思いますが、年間400件以上の相談を対応し、弁護士も増員するなど、非常に上手くいっているのかなと見受けられるのですが、その要因はどういったところにあるのでしょうか。

中間:みんな優秀な人ばかりなので、弁護士の中でも特段何かの能力が優れているということはないと思うのですが… いい意味で弁護士らしくない、親しみやすい、雰囲気的に話しやすいところですかね。弁護士は怖いとか、きっちりしているイメージがあるので。 ホームページをみて、そういう理由から選んでいただくことが割と多くて、自分の外から見た雰囲気と、離婚事件をやっていることがうまくマッチしているのかなと思います。

酒井:でもやっぱり対象が、個人の方が多いとそういう親しみがある印象の方が、相談や頼られることが増えるのですかね。

中間:弁護士と接点がない人の方が多いので、繋がるハードルを下げることを意識しています。弁護士紹介ではお問い合わせする人が相談するときの弁護士の雰囲気をイメージできるように、相談しているところの写真を紹介写真にしたり、事務所の雰囲気がわかる写真を出したりとか、相談でよくご質問いただくことについてコラムを書いたり、料金表を出したりだとか。そういう「相談してみよう」という一歩目の心理的なハードルを下げるようにさまざまな工夫はしているつもりです。

自分のためより、人や社会のためにお金を使いたい

酒井:そのなかで、御社の特徴として、CITYに限らずスポーツチームのスポンサーをされているところがあると思うんですけど、それはどういった想いでやられているのですか。

中間:どうせなら自分のためより、何かしら人や社会のためにお金を使いたいなという思いがあって。それで事務所として何か社会貢献活動ができないかと探していたんです。自分も中学の頃くらいまではサッカーをやっていたので...。やっていた頃はサボっちゃっていたんですけどね(笑)。やりきらなかった後悔みたいなものを今更ながら感じて、改めて大人になって、スポンサーという形でまたサッカーとスポーツと関われたらなと思ってですね、それで微力ながらこういう活動をしております。

酒井:けど、まさに親しみを持ってもらうという点に関していえば、スポーツチームのスポンサーをしているというところが親しみやすさにも繋がっているのかなと感じるのですが、いかがでしょうか。

中間:そうですね。たまに「サッカー好きなんですね」みたいな話で盛り上がって信頼関係に繋がったりみたいなこともありますし。法人のクライアントさんだと、一緒にサッカー見に行くとかしますので親しみやすさを感じていただける人がいたら嬉しいですね。

酒井:そのままCITYとの話もさせていただければと思います。もともとお問合せをいただいて現在CITYのスポンサーをしていただいていますよね。そもそもCITYのことはどういった経緯で知られたのですか。

中間:サッカーチームのスポンサーをしようと思って色々とインターネットで検索をしていまして。 その中で、どうせ応援するのならかっこいいチームがいいなというのと、いきなりJ1というよりは、我々もまだ規模が小さいので、「一緒に成長できる実感」を味わえるチームがいいなと思いました。それでCITYさんにお問合せをさせていただきました。

酒井:ありがとうございます。最終的にスポンサードを決めてくださった決め手になった部分はありますか。

中間:渋谷でやるっていうのが、すごく尖っているというか、他のチームにはない特色だと思いまして。チャレンジングな試みをされているなと思ってそういう新しいことに取り組んでいく姿勢に共感を覚えました。それでCITYさんに決めさせてもらったというところです。

酒井:今年の開幕前に若手選手向けにSNSの講座などをしていただきましたよね。そのように実際にスポンサーをしてみて感じたことがあれば教えていただきたいです。

中間:色々なことを模索しながら1年経ってしまったというところなんですけど、SNSの取り組み・研修の取り組みも意味を感じてくれていればいいなと思います。また、働きながらサッカーをやられている方がほとんどだと思いますので、今後は一般の社会人の方のキャリアに役立つ研修みたいなものもできればなということは思っています。

酒井:去年までは元Jリーガーなどのキャリアのある選手が多かったですが、特に今年は若手の選手が増えて、基本的には全員午前中サッカーをして午後は働いて、という形になってくるので、特にそういったニーズは増えそうです。

中間:そうなんですね。ある意味、それも社会人クラブのスポンサーの関わりをさせていただくところの意味なのかもしれませんね。

酒井:おっしゃる通りですね。そのような点も含め、一緒に成長してクラブをつくって行ければ嬉しいです。今日はお時間をいただきありがとうございました。

中間:ありがとうございました。今年も楽しみにしています。

■弁護士法人なかま法律事務所 代表社員弁護士:中間 隼人 所在地:神奈川県横浜市中区住吉町1丁目12番1 belle横浜702 事業内容:離婚・男女問題/中小企業法務/ペット法務 ウェブサイト:


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