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いつかはクラブのドキュメンタリー映像を。 CITYを映像で支える、映像プロデューサー集団

2021年9月8日

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SHIBUYA CITY FCは渋谷区を中心とする多くのパートナー企業様、個人スポンサーの皆さまに支えられています。クラブが掲げる「Football for good “ワクワクし続ける渋谷をフットボールで”」を実現するために、これらのパートナーの協力は不可欠です。

そこで、本企画「SCRAMBLE TALK」では、どのような想いで各社がSHIBUYA CITY FCのチャレンジに参画したかをお伝えしていきます。今回はクラブのTEAM CITYのスポンサーでもあり、クラブの公式番組「しぶすたラウンジ」の制作をしていただいている


(以下、シングメディア)さん。共同創業者である田中博之さん(写真中央)とプロデューサーの間地浩晃さん(写真右)に加え、パートナーシップを実現させたクラブスタッフの小泉も同席し、会社やパートナーシップについてお話いただきました。

聞き手:


(SHIBUYA CITY FC パートナーシップ担当) ※写真撮影時のみマスクを外しました。

チャレンジを求め、たどり着いた渋谷を拠点に置く映像プロダクション

斎藤 本日は宜しくお願い致します。早速ですが、簡単にシングメディアさんの企業紹介をしていただけますか?

田中 シングメディアはいわゆる映像プロダクションです。現在14名程のメンバーがいるんですが、メンバーの大半がプロデューサーというポジションです。元々は動画メディアと映像の両軸でやっていたのですが、今は映像制作とライブ配信をメインにやっています。

斎藤 田中さんが会社を設立されたきっかけはなんだったんでしょうか。

田中 7年くらい経営していた会社があったのですが、それを売却し、その後1年程個人で事業を行っていました。しかし、そこでもある程度先が見えてしまって、チャレンジをしたり、リスクを負いたい、という気持ちになりました。それが2018年の年末あたりでした。

新しい会社をスタートする上で、個人的には一緒にやりたい唯一のメンバーが共同創業者でもある佐藤で、彼は僕の持つ「共同創業者として避けるべき人の10項目」に唯一当てはまらなかったのが、その理由です。それで、声をかけ、それから毎日のように話し、2019年3月に創業しました。

小泉 その10項目知りたいです、田中さん後で教えてください(笑)。そのあとはすぐに今ある事業を始めたんですか?

田中 いえ、最初のうちは、いわゆる情報取得効率性を高められるような動画やメディアを制作していたのですが、それは人様の心に残る動画を作るサービスではなく、佐藤の才能を無駄にしている、と感じ始めました。

そんな中、とある音声系サービスの会社さんのプロモーション映像を担当させていただいた際に、その会社の中の方にもSNSなどで見てくださった方々にも非常に喜んでいただけて。その喜びが僕らの喜びであると再認識して、それをキッカケに映像制作の方へシフトすることになりました。

しかもそのタイミングで運営してたメディア事業の方も事業売却が決まるという不思議な流れになって、今ある映像プロダクションをメインにやっている、という背景となります。

斎藤 まさに流れがきたワケですね。シングメディアさんって、創業当初から渋谷にオフィスを構えているんですか?

田中 はい。一番最初のレンタルオフィスを活用していた時代から渋谷ですね。その後も2回引っ越してますが、どちらも渋谷です。以前経営していた会社もずっと渋谷だったので、気に入っています。

なんとなく、渋谷がいいんですよね(笑)他の地域には無いかっこよさというか、チャレンジしてる感というか、ワクワク感があるんですよね。

必然だった、渋谷のクラブへのスポンサー

斎藤 そんな、渋谷への愛着はCITYも同じですが、元々どの様なきっかけで、クラブのことは知っていただいたのでしょうか。

小泉 一番最初は、以前も


で取り上げさせていただいた株式会社IPPOの代表の関口さんの紹介でしたよね。色々な渋谷のベンチャー企業が集まる会に、「小泉君、今から来なよ」って急に呼んでいただいて(笑)

田中 そうでしたね。その時には軽くご挨拶させていただいただけだったんですが、その後にクラブのことなどご説明頂いて、TEAM CITYスポンサーに入らせていただくことになりました

小泉 びっくりするくらい即決頂きましたよね(笑)

田中 はい。サッカークラブなのに、若い経営者の方々がやられていて、新しい感じがしましたし、クリエイティブにもこだわりを感じましたし、素直にかっこいいと思いました。

それに、現在はJ7に相当するカテゴリーからJリーグを目指している、下剋上な感じも好きでしたし、それを渋谷からやっていることに非常に魅力を感じました。あとは、間地のようにサッカー好きが多い会社なので、みんなも喜ぶと思い、パートナーになることを決めたのもあります。

斎藤 では、最初の段階では、特にどのような取り組みをする、といった話しはなかったんですか。

田中 そうですね。最初はリリースを出してくれたらいいな、くらいに思っていたので(笑)でも、二回目の話しの際に間地も加わって、そこから公式番組 ”しぶすたラウンジ” の話しに至ったんだと思います。

小泉 はい、その打ち合わせでの「こんなに素敵なスタジオを使わせていただけるなんて!」というところから、クラブ内にも共有して、そこから公式番組の企画が具体的にスタートしました。

パートナーである以前にサポーターだから没頭できる

斎藤 そうだったんですね。では、実際に公式番組を始めてみて、いかがでしたか。

間地 最初は形のないものだったので、大変でした(笑)。撮影したのはいいものの、編集が結構難しかったですね。

たまに、「なんでこんなに頑張ってるんだっけ?」と自問する時がありますが、これだけ熱量を高くできるのもCITYというチームが好きになれたからだと思います。

元々スポーツのドキュメンタリーなどは好きで見ていて、それをきっかけに取り上げられるチームが好きになったりするのですが、Jでは特に好きになれるチームがなくて困ってた時に、CITYのことを知ることができ、すっかり虜になってしまいました(笑)

個人的にも渋谷に馴染みがあるので、昨シーズンまでの「TOKYO CITY F.C.」のままであったら、ここまで没頭しなかったかもしれません。

小泉 そう言っていただいて、本当に嬉しいです。間地さんのように、スポンサー企業の社員の方が熱烈にクラブを応援してくださっている、というのはまさに理想のカタチで、間地さんは僕たちの中でロールモデル的存在です(笑)。

経営層の方々にスポンサーを決めていただいたけど、その企業の社員さんはクラブのことを全く知らない、応援していない、ということをいかに解決していけるかが重要だなといつも思っています。

田中 会社にとってもすごくいいきっかけになっていますね。先日の渋谷でのホームゲームも間地も含めた社員何名かで見させて頂いて、みんなで興奮しました。また機会があったら行きたいですね。

映像を通して、もっとクラブについて発信していきたい

斎藤 まだパートナーとなっていただいて数ヶ月しか経っていませんが、既に公式番組の制作にご協力いただき、ありがたく思っています。今後クラブと一緒に成し遂げたいことなどありますか?

間地 やはりドキュメンタリー映像の制作はやってみたいですね。ものすごく労力やリソースが必要となりますが、価値はものすごくあると思います。現に、自分も松永エイゾーさんが制作した2019シーズンのCITYのドキュメンタリーを見て、 #10 藤原選手のファンになりましたし(笑)

田中 間地のいう通り、ドキュメンタリーのパワーはすごいですね。過去にもドキュメンタリーを作ったことがあって、それをみんなで観ると最高な体験なんですよね。また後になっても見たくなりますし。事業化もしたいと思いましたが、どうしてもビジネスとしたら、片手間では難しいですね。

間地 もう少し高いカテゴリーに行っていただいたらやらせていただきます(笑)

小泉 是非!チームも上手く勝ち上がって、関東からJFLに挑むシーズンなど、面白いかもしれませんね。

田中 試合も我々の方で配信のお手伝いできたらいいですよね。LiveU(ライブユー)という配信システムがあって、導入を検討しているんですが、それがあれば簡易的に配信が可能になると思います。

斎藤 それもしていただけると嬉しいです!以前、クラブスタッフの解説をつけて配信したんですが、それをパワーアップさせた形でやってみたいですね。

田中 はい。やはり映像だけみていても、試合をどうやってみていいかわからないサポーターも多いと思うので、解説だったり、音声をつけると格段に面白くなりそうですよね。

斎藤 他にクラブを活用して何かされたいことはありますか?

田中 もう少しライトなところで、他の企業と交流したいですね。仕事では伊藤園さんのライブ配信などを担当させていただいたことはありますが、フットサルで気軽に交流を図りたいですね。

小泉 クラブとしても、そういったライトなところから繋がりをつくっていく取り組みはやりたいなと思っています!今はなかなか難しい状況が続きますが、新型コロナウイルスが落ち着いた時には、すぐやりましょう。

田中 チームのメンバーも動きたくてウズウズしているので、是非お願いします!

斎藤 その際は他企業とも交流を図れるといいですね。本日はお忙しい中、ありがとうございました!

SHIBUYA CITY FC公式YouTubeチャンネルにて、「しぶすたラウンジ」配信中!



■THINGMEDIA株式会社 代表取締役:田中 博之 所在地 : 東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ 13階 1305号室 事業内容:映像制作・動画制作、ライブ配信プロデュース、Webサービスの開発・運営 コーポレートサイト:



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