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KICK OFF | 

2:00

JFA夢フィールド千葉県フットボールセンター

SHIBUYA CITY FC

COEDO KAWAGOE F.C(準決勝)

1
2

2023シーズン 関東社会人サッカー大会

2023年11月18日

GAME RESULT

選手交代

62

min

TOKIHARU MASAMORI

RYUTO ITO

IN

OFF

選手交代

62

min

YUKI TODOROKI

YUWA OTSU

IN

OFF

失点

71

min

選手交代

73

min

HIKARU HIRUMA

SHUTO FUSE

IN

OFF

ゴール

80

min

SHU KAWANISHI

選手交代

81

min

TOMOHIRO MIZUNO

SHU KAWANISHI

IN

OFF

失点

89

min

​STARTING XI

FW

SHU KAWANISHI

11

YUWA OTSU

22

RYUTO ITO

98

MF

RYO UEMATSU

8

SHUTO FUSE

28

KENYA HONDA

14

DF

GO KAGEYAMA

50

SHUNSUKE IWANUMA

20

ASAHI YAMADE

5

TOMOYA SUZUKI

12

GK

KAITO SATO

38

GAME REPORT

ハイライト映像



マッチレポート


2試合連続の劇的ゴールで勝利した関東社会人サッカー大会(関東大会/関東昇格トーナメント)1・2回戦から2週間。


いよいよ悲願の関東リーグ昇格まで「あと1勝」へと迫った関東大会準決勝は、埼玉県社会人サッカーリーグを3位で突破し、韮崎アストロス(山梨県代表)、栃木シティU25(栃木県代表)を下してきたCOEDO KAWAGOE F.Cとの対戦となった。


2回戦のEDO ALL UNITED戦で「パーフェクトゲーム」とも言えるパフォーマンスを披露した増嶋竜也監督率いるCITYは、この試合もスタメン・ベンチメンバーを変えずにこの試合に挑む。




GKは#38佐藤海斗が務め、4バックは右から#50 景山豪、#37 山出旭、#20 岩沼俊介、#12 鈴木友也。ダブルボランチを#14 本田憲弥と#8 植松亮が固め、2列目には右から#3 大津佑和、#28 布施周士、#11 河西守生が並ぶ。中央最前線には#98 伊藤隆人が入った。


会場となったJFA夢フィールド千葉県フットボールセンターには、300名を越す両チームのファン・サポーターが詰めかけ、曇天の天気とは裏腹に試合前からピッチの周囲は熱を帯びていた。


お互いにとって勝てば関東昇格が決まる中、試合は立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられる。キックオフ直後からCOEDOがロングボールからCITYのゴール前に迫ると、反撃にCITYは#98伊藤のパスを受けた#8植松がドリブルで盛り上がり一気にゴール前へ。ペナルティエリア内に入ってシュートを放つもこれは相手DFにブロックされた。


お互いのプライドとプライドがぶつかり合い強度の高いサッカーが繰り広げられる中、CITYは左サイドの#11河西を中心に相手ゴールに迫る。




前半13分、左サイドの浅い位置でFKを獲得すると、#14本田のクロスに#37山出が合わせ相手ゴールに迫ると、続く前半19分には#11河西が#28布施とのワンツーで左サイドを突破。ペナルティエリア内に侵入し深く抉るが、シュート性のボールは相手GKに防がれた。


そして前半31分、CITYは前半最大のビッグチャンスを迎える。DFラインでのビルドアップから前線にボールが流れると、相手DFが被ったところを#11河西が抜け出す。一気にゴール前までドリブルで持ち上がり、最後はフォローに入った#98伊藤へラストパスを送るが、わずかに足元に合わずシュートは相手DFに阻まれた。





お互いに選手交代なく迎えた後半は、よりCITY優勢で試合が進む。


後半2分、左サイドでFKのチャンスから#14本田が際どいクロスボールを送りゴールに迫ると、後半5分には右サイドを突破した#3大津がからボールを受けた#98が左足でミドルシュート。シュートの軌道は枠を捉えたように見えたが惜しくもポストに阻まれ、こぼれ球に詰めた#8植松のヘディングも相手GKにキャッチされた。


さらに続けざまに後半8分、再び#3大津が右サイドを突破すると、中央へアバウトなクロスボールを送る。ペナルティエリア内に高く上がったボールをGKがこぼすと#98伊藤がゴールに迫るが、惜しくも枠を外れた。




中々ゴールを奪うことができない中、増嶋監督は2名の選手交代を決断。#98伊藤に代わって1回戦で劇的ゴールを決めた#19 政森宗治を、#3大津に代わって#77 轟木雄基を投入し、更なる攻撃の活性化を図る。


そして、投入直後の後半18分、#37山出のパスにこの2人が抜け出すとクロスオーバーから相手ゴールを脅かすなど、早速ゴールの匂いがより強く感じられるようになる。




そんな優勢の展開の中、サッカーというスポーツには落とし穴が待っていた。


後半26分、相手にCKを与えると、ニアサイドで見事にヘディングを合わされ手痛い先制ゴールを許してしまう。


歓喜に湧くCOEDOのメンバーと、全員で集まりもう一度戦い方を確認するCITYのメンバー。そして多くのサポーターが詰めかけたJFA夢フィールドに「SHIBUYA CITY」コールが徐々に大きく響き渡る。


もちろんこんなところで終わるわけに行かないCITYは、直後に#28布施に代わって#15 比留間輝を投入し、まずは同点ゴールを目指していく。




後半30分、#11河西のクロスボールに#19政森が頭で合わせゴールに迫るなど空気を再び引き寄せると、後半35分、同点ゴールの鍵になったのは投入された#15比留間だった。


#12 鈴木のロングフィードからCOEDOの浅いDFラインを抜け出した#15比留間が左サイド深い位置でボールを受けると、右足で鋭いクロスボールを送る。


これにファーサイドで#77轟木が折り返すと、最後は直近2年の悔しさを知る突貫小僧・#11河西がダイビングヘッドで押し込み同点に追い付くことに成功した。





会場の雰囲気や試合展開は、これで一気にCITYペースに。ゴール直後に足を攣った#11河西に代わって入った#17 水野智大が左サイドからゴールに迫ると、後半42分には#15比留間が#17水野とのワンツーから中央突破しペナルティエリアに侵入。左足でゴールを狙うがサイドネットに阻まれた。



このままの流れで延長戦も見据えながら逆転ゴールを狙いに行くCITYだったが、ここで再びサッカーの落とし穴に突き落とされた。


後半44分、1失点目と同様にCKのチャンスを与えると、再びニアサイドで同じ選手に頭で合わせられ、失点。試合終了間際に再びリードを許してしまう。


後がなくなったCITYは、#37山出を最前線に起きロングボールから相手ゴールに何度も迫る。




最後はコーナーキックのチャンスにGK#38佐藤もゴール前に上がり同点ゴールを目指すが、#14本田のクロスは相手GKにキャッチされ、そのままタイムアップ。


無情にも、この日のサッカーの神様はSHIBUYA CITY FCに微笑んでくれなかった。




昨年は「あと2勝」で阻まれた関東大会、クラブの誰もが「今年こそは」と総力戦で挑み、昨年の壁を劇的に突破したものの、「あと1勝」のところで涙を飲んだ。


今シーズンの公式戦成績は、21試合18勝3敗。この数字だけ見れば文句なしの結果と言えるし、誇って良いものと言えるだろう。


しかし、それでも最後の関東大会で負けてしまえば昇格は叶わないのがこの残酷なレギュレーション。


「残り2勝」「残り1勝」と積み上がっている実績や自信と、それでも昇格を掴み取れなかった悔しさ、試合後に鳴り響いた「SHIBUYA CITY」コールを送る多くのファン・サポーター、さらに200社を越すパートナー・スポンサー、その他多くの関係者の皆様と共に、来年は必ず昇格をつかみ取れるよう、何度でも立ち上がって挑んでいく。

ハイライト映像



マッチレポート


2試合連続の劇的ゴールで勝利した関東社会人サッカー大会(関東大会/関東昇格トーナメント)1・2回戦から2週間。


いよいよ悲願の関東リーグ昇格まで「あと1勝」へと迫った関東大会準決勝は、埼玉県社会人サッカーリーグを3位で突破し、韮崎アストロス(山梨県代表)、栃木シティU25(栃木県代表)を下してきたCOEDO KAWAGOE F.Cとの対戦となった。


2回戦のEDO ALL UNITED戦で「パーフェクトゲーム」とも言えるパフォーマンスを披露した増嶋竜也監督率いるCITYは、この試合もスタメン・ベンチメンバーを変えずにこの試合に挑む。




GKは#38佐藤海斗が務め、4バックは右から#50 景山豪、#37 山出旭、#20 岩沼俊介、#12 鈴木友也。ダブルボランチを#14 本田憲弥と#8 植松亮が固め、2列目には右から#3 大津佑和、#28 布施周士、#11 河西守生が並ぶ。中央最前線には#98 伊藤隆人が入った。


会場となったJFA夢フィールド千葉県フットボールセンターには、300名を越す両チームのファン・サポーターが詰めかけ、曇天の天気とは裏腹に試合前からピッチの周囲は熱を帯びていた。


お互いにとって勝てば関東昇格が決まる中、試合は立ち上がりから激しい攻防が繰り広げられる。キックオフ直後からCOEDOがロングボールからCITYのゴール前に迫ると、反撃にCITYは#98伊藤のパスを受けた#8植松がドリブルで盛り上がり一気にゴール前へ。ペナルティエリア内に入ってシュートを放つもこれは相手DFにブロックされた。


お互いのプライドとプライドがぶつかり合い強度の高いサッカーが繰り広げられる中、CITYは左サイドの#11河西を中心に相手ゴールに迫る。




前半13分、左サイドの浅い位置でFKを獲得すると、#14本田のクロスに#37山出が合わせ相手ゴールに迫ると、続く前半19分には#11河西が#28布施とのワンツーで左サイドを突破。ペナルティエリア内に侵入し深く抉るが、シュート性のボールは相手GKに防がれた。


そして前半31分、CITYは前半最大のビッグチャンスを迎える。DFラインでのビルドアップから前線にボールが流れると、相手DFが被ったところを#11河西が抜け出す。一気にゴール前までドリブルで持ち上がり、最後はフォローに入った#98伊藤へラストパスを送るが、わずかに足元に合わずシュートは相手DFに阻まれた。





お互いに選手交代なく迎えた後半は、よりCITY優勢で試合が進む。


後半2分、左サイドでFKのチャンスから#14本田が際どいクロスボールを送りゴールに迫ると、後半5分には右サイドを突破した#3大津がからボールを受けた#98が左足でミドルシュート。シュートの軌道は枠を捉えたように見えたが惜しくもポストに阻まれ、こぼれ球に詰めた#8植松のヘディングも相手GKにキャッチされた。


さらに続けざまに後半8分、再び#3大津が右サイドを突破すると、中央へアバウトなクロスボールを送る。ペナルティエリア内に高く上がったボールをGKがこぼすと#98伊藤がゴールに迫るが、惜しくも枠を外れた。




中々ゴールを奪うことができない中、増嶋監督は2名の選手交代を決断。#98伊藤に代わって1回戦で劇的ゴールを決めた#19 政森宗治を、#3大津に代わって#77 轟木雄基を投入し、更なる攻撃の活性化を図る。


そして、投入直後の後半18分、#37山出のパスにこの2人が抜け出すとクロスオーバーから相手ゴールを脅かすなど、早速ゴールの匂いがより強く感じられるようになる。




そんな優勢の展開の中、サッカーというスポーツには落とし穴が待っていた。


後半26分、相手にCKを与えると、ニアサイドで見事にヘディングを合わされ手痛い先制ゴールを許してしまう。


歓喜に湧くCOEDOのメンバーと、全員で集まりもう一度戦い方を確認するCITYのメンバー。そして多くのサポーターが詰めかけたJFA夢フィールドに「SHIBUYA CITY」コールが徐々に大きく響き渡る。


もちろんこんなところで終わるわけに行かないCITYは、直後に#28布施に代わって#15 比留間輝を投入し、まずは同点ゴールを目指していく。




後半30分、#11河西のクロスボールに#19政森が頭で合わせゴールに迫るなど空気を再び引き寄せると、後半35分、同点ゴールの鍵になったのは投入された#15比留間だった。


#12 鈴木のロングフィードからCOEDOの浅いDFラインを抜け出した#15比留間が左サイド深い位置でボールを受けると、右足で鋭いクロスボールを送る。


これにファーサイドで#77轟木が折り返すと、最後は直近2年の悔しさを知る突貫小僧・#11河西がダイビングヘッドで押し込み同点に追い付くことに成功した。





会場の雰囲気や試合展開は、これで一気にCITYペースに。ゴール直後に足を攣った#11河西に代わって入った#17 水野智大が左サイドからゴールに迫ると、後半42分には#15比留間が#17水野とのワンツーから中央突破しペナルティエリアに侵入。左足でゴールを狙うがサイドネットに阻まれた。



このままの流れで延長戦も見据えながら逆転ゴールを狙いに行くCITYだったが、ここで再びサッカーの落とし穴に突き落とされた。


後半44分、1失点目と同様にCKのチャンスを与えると、再びニアサイドで同じ選手に頭で合わせられ、失点。試合終了間際に再びリードを許してしまう。


後がなくなったCITYは、#37山出を最前線に起きロングボールから相手ゴールに何度も迫る。




最後はコーナーキックのチャンスにGK#38佐藤もゴール前に上がり同点ゴールを目指すが、#14本田のクロスは相手GKにキャッチされ、そのままタイムアップ。


無情にも、この日のサッカーの神様はSHIBUYA CITY FCに微笑んでくれなかった。




昨年は「あと2勝」で阻まれた関東大会、クラブの誰もが「今年こそは」と総力戦で挑み、昨年の壁を劇的に突破したものの、「あと1勝」のところで涙を飲んだ。


今シーズンの公式戦成績は、21試合18勝3敗。この数字だけ見れば文句なしの結果と言えるし、誇って良いものと言えるだろう。


しかし、それでも最後の関東大会で負けてしまえば昇格は叶わないのがこの残酷なレギュレーション。


「残り2勝」「残り1勝」と積み上がっている実績や自信と、それでも昇格を掴み取れなかった悔しさ、試合後に鳴り響いた「SHIBUYA CITY」コールを送る多くのファン・サポーター、さらに200社を越すパートナー・スポンサー、その他多くの関係者の皆様と共に、来年は必ず昇格をつかみ取れるよう、何度でも立ち上がって挑んでいく。