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KICK OFF | 

5:30

味の素フィールド西が丘

SHIBUYA CITY FC

日立ビルシステム

1
1

2025シーズン 関東サッカーリーグ2部

2025年7月6日

GAME RESULT

失点

26

min

選手交代

46

min

OUJI KAWANAMI

YUSUKE AOKI

IN

OFF

選手交代

57

min

HIROTO OKOSHI

SOTA SATO

IN

OFF

選手交代

64

min

TAKUMI MIYASAKA

SHUNSUKE IWANUMA

IN

OFF

選手交代

64

min

KAZUMA WATANABE

TOKIHARU MASAMORI

IN

OFF

選手交代

77

min

YOSEI OZEKI

RYO UEMATSU

IN

OFF

ゴール

80

min

YOSEI OZEKI

​STARTING XI

FW

YUSUKE AOKI

29

TOKIHARU MASAMORI

9

MF

SHOI YOSHINAGA

36

SOTA SATO

13

NAOKI TSUCHIDA

40

RYO UEMATSU

8

KENYA HONDA

11

DF

SHUNSUKE IWANUMA

20

ASAHI YAMADE

5

TOMOYA SUZUKI

12

GK

KEISUKE TSUMITA

17

GAME REPORT

GAME PREVIEW - 試合前情報 -

逆襲せよ、渋谷


鮮烈の初先発、2ゴール


前節・厚木はやぶさFC戦、渋谷は2-1と勝利を収め、これまでの鬱憤を晴らすかのように、悪い流れに終止符を打った。


全社では登録の都合により出場できなかった吉永昇偉が左サイドに、2トップの一角には青木友佑が加わり、いずれもリーグ戦では初スタメン。新たな顔ぶれで挑んだ渋谷は、試合の立ち上がりから積極的なプレッシングで主導権を握りにいった。


その中で、本田憲弥は中盤におけるピースとして、持ち味である運動量とハードワークを余すことなく発揮。攻撃時には前線への推進力をもたらし、守備では球際での強さを随所に見せつけた。


何より圧巻だったのは、前半43分の先制点だ。佐藤蒼太と土田直輝の右サイドでの連携から、山出旭がポケットの位置に進入し、マイナス気味の低いクロスを送る。そこから政森宗治がフリックし、吉永が上手く相手を抑えながら、最後は本田が左足で突き刺した。初先発でいきなりの初ゴールと、文句なしのインパクトを残す。一点をモノにしようとする強いメンタリティも見事だった。


後半にはもうひとりの"初"が続いた。51分、後方からボールを受けた植松が縦へ持ち運び、抜け出した政森が折り返したボールは一度相手に阻まれるが、ルーズボールを佐藤が拾いシュート。そのこぼれ球を最後は吉永が落ち着いて流し込み追加点。加入して早々の公式戦初ゴールを決め、前半から左サイドで見せていたアグレッシブな動きが結果となって結実した。


梅雨明けを思わせる強烈な日差しの中、夏場に強い渋谷らしく、スタミナ面でも抜群の安定感を見せた。とはいえ、キャプテンの土田は「満足していない」と自戒の言葉を口にする。「後ろで触ってから前線に出ていく迫力はまだまだ足りないし、よりゴールに近いところでプレーできるよう意識していきたい」と攻撃参加への意識は高まっている印象だ。


一方、課題だったセットプレーもひとつの焦点だった。これまでのリーグ戦や全社予選では失点源になっていたが、この日は集中した守備によって無失点。そして渋谷は前半11分、14分、17分と立て続けにコーナーキックを獲得し、キッカーを務めた土田は「中の選手はみんなヘディングが強いので、僕がある程度のボールを上げればなんとかしてくれるだろう、という余白を持って蹴ることができた。初っ端のキッカーを務めたにしては良かった」と一定の手応えを語る。


また「多少小さなズレはあったが、攻守ともに落とし込めていた」と振り返るように、チーム全体のビルドアップ、セカンドボールの回収の精度は明らかに向上していた。


守備陣で存在感を放ったのは、怪我から復帰した鈴木友也。「暑さもあったので、とにかく後ろから鼓舞し続けた。特に相手の9番の選手に負けないことを意識していたし、その中でもいいシーンはあった。そこはもう感覚だった」と振り返る通り、空中戦での強さや的確なポジショニングで相手の攻撃を封じ、終始絶やさないコーチングでチームの統率にも大きく貢献した。


とはいえ、今季未だクリーンシートがないことは、大きな課題として残る。「自分たちが声をかけてリスク管理をするしかない」と語ったように、守備陣のさらなる成熟が問われている。

前期最後の正念場


明日は味の素フィールド西が丘でのホームゲーム。日本サッカーの歴史を刻んできた聖地で、日立ビルシステムを迎え撃つ。コンパクトな守備ながらも、プレッシャーをかける場面では大胆に前に出てくる粘り強さと割り切りを持つチームだ。


現在、日立は渋谷に同じ勝ち点で、得失点の差で肉薄するリーグ5位。2位から5位までは勝ち点が並び、リーグ前期の最終節を前に、いよいよ混戦の様相を示している。わずかな得失点差が順位を分ける今、90分の中で得点を奪い切る力、そしてリードを守り切る集中力がより一層問われる一戦である。


「環境はすべて揃っている。あとは自分たちのサッカーを発揮するだけ。自分たちの持っている以上の力を出せるような場所」と鈴木が語ったように、渋谷にとっては初めてとなる西が丘でのホームゲーム。ピッチ内外でのイベントも多数予定され、クラブとしての存在感を示す大きな機会でもある。


数多くの名勝負が生まれたこの聖地で、渋谷がその名を刻む準備はできている。あとは、すべてを明日の90分に込める。いざ、逆襲の刻だ。



PLAYER'S COMMENTS - 試合前 選手コメント -


29 青木 友佑 / FW


ーー前節を振り返って


自分も含めてフォワード陣が点を取れなかったのは本当に悔しかった。でもその分、チームのために走ったり、勝つためにプレーした結果、他の選手が決めてくれて勝てたので良かったと思う。


ーー中盤やサイドの選手との連携の手応えは?


自分たちが今までやってきたビルドアップはいい距離感でできていたと思うし、その中でも自分たちの武器を出せていた。連携の面でも上手く崩せていたし、最初の(本田)憲弥君の得点も、ときくん(政森宗治)からのフリックで(吉永)昇偉が収めて、点を取れたので良い関係性ができていると思う。


ーーこの1週間の練習はどうだったか


失点してしまったところと、点を取れなかったというところにフォーカスをした。点を取られないために、守備のところを集中してやっていたし、得点を取るためにも打てるところで打ったりするなど、シュートにこだわりを持って取り組んだ。


ーー明日の試合の意気込みを


自分たちらしいサッカーをするのと、前半で笛が鳴ったと同時に、自分たちがボールを持って前からいって、前半で試合を決めるくらいの強い気持ちを持ってやりたい。


本当にファン・サポーターの皆さんにはいつも熱い応援をいただいて、自分たちの力にもなっている。その期待に応えられるように、泥臭く熱いプレーを見せていきたい。



5 山出 旭 / DF


ーー未だクリーンシートで終われていないのが課題に残るが、その要因を率直にどう感じているか


去年とはリーグのレベルも上がって、ミスが連続したり一瞬の隙の部分で、仕留められてしまうレベルにはなってきてる。相手に崩されてとかではなく、自分たちのミスや隙でやられている。なくそうという意識は、みんなもちろんあるが、公式戦特有の緊張感や焦り、プレッシャーも関係していると思うが、明日はゼロにする。


ーー特にここ数試合は、攻撃面で積極的に絡むシーンが多いように見えるが


3枚ブロックで僕らのスタイル的に両サイドによるので、全員が、誰が相手の深い位置に入ってもいいって思っている。たまたまそれが僕なだけなので特に意識していることはないが、得点には絡みたいなとは思っている。


ーーこの1週間の練習の手応えは


勝って満足した選手は一人もいないので、練習から激しく求め合ってやれた。これから全部勝つつもりでやっていると思うから、そういう練習ができたと思う。


ーー明日はどう試合を展開させていきたいか


気温も高いし、自分たちがボールを動かして相手を疲れさせて、決めるところはちゃんと決める、守るところはちゃんと守る、ということは当たり前のことだが、そこを徹底的にできたら勝てると思う。先制点を取って勢いに乗りたい。


ーー明日の意気込みを


気温もそうだが、熱い試合を見せられるように、ひとりでも多くの人が渋谷をまた観にきてもらいたいと思ってもらえるようなプレーができるように、結果にこだわって、熱い試合をしていきたい。俺、頑張るよ。



BOSS'S COMMENTS - 試合前 監督コメント -


増嶋竜也 / 監督


ーー前節を含めて、無失点で終われない部分と、決定力不足が課題だが、どう向き合っているか


攻撃の面でよかったところを、もう一回自分たちで整理をして向き合いながら、失点は防げたはずという話をした。なかなか無失点で終われない部分は選手たちも感じていると思うが、あまりそこに気を取られすぎて、大胆さがなくなるのは求めていない。むしろゼロではなくても、2点、3点しっかり取って勝てる方が、今は大事だと思う。もちろんゼロでいきたいが、複数得点取って勝てるようになっていければいい。


ーーこの1週間の練習の手応えは


選手同士で話をして、良いマインドの持ち方はそれぞれ整理をした中で、100%集中しながらも、最後のところで余裕を持ちながらやろうと話をしたので、選手たちは体現してくれたと思う。


ーー明日の意気込みを


今は相手どうこうというよりかは、自分たち次第で結果は変わるのかなと思う。明日はホームゲームを素晴らしい場所でできるので、SHIBUYA CITY FCにとっても大きな試合になると思う。勝てばさらに上に行けることもそうだが、観に来てくれた人たちに、『楽しかったな』と思ってもらえる、ワクワクさせるような心を動かす試合にしたい。




GAME REVIEW - 試合記録 -


気温も急上昇するなか、ピッチ上ではそれ以上に熱い試合が繰り広げられていた、第9節・日立ビルシステム戦。初の西が丘でのホームゲームであり、ここで連勝をしてリーグ中盤を折り返したい一戦だった。


先発に変更はなかったが、システムを[4-2-3-1]に移行し、中盤を活かし攻守のバランスの活性化に出た。


渋谷は立ち上がりからセットプレーを起点として、チャンスを獲得するなど良い入りだった。同時に、相手のセットプレーのチャンスも訪れるなど互いに譲らない展開が続く。10分には左サイドからの吉永のクロスに、山出がヘディングで飛び込むがこれはゴール右に外れる。


ただ、立ち上がりの勢いとは裏腹に、試合全体の主導権はどちらにも傾かない。相手もプレスを極端にかけてこない中、渋谷は縦パスを軸に前線への展開を図るが、読み切られてしまう場面も目立つ。それでも、鈴木を起点としたビルドアップや本田の球際の強さがリズムを作る。



20分過ぎには政森が得たフリーキックを、鈴木が頭で合わせるもゴール左に外れる。続くコーナーで幾度となくチャンスを演出するがあと一歩が届かない。


やや不穏な空気は、25分に現実のものとなる。相手のフリーキックからファーサイドで合わせられ、あっさりと先制点を献上。守備での重なりやカバーの遅れが、結果的に試合の流れを引き寄せられてしまった。


なんとか前半に同点に追いつきたい渋谷は、左サイドでの岩沼のスローインからテンポを作り始め、終盤には相手ゴール前に押し込む展開も作るが決定機には至らず、前半を0-1で折り返す。



後半、渋谷は青木に代えて河波を投入。立ち上がり、吉永が逆サイドから岩沼へボールを下げると、そこからのクロスは一度は跳ね返されたが、セカンドボールに反応した本田がミドルシュート。これは惜しくもゴール左に外れる。50分には植松の右クロスに政森が反応。うまく収めてシュートを放つが、ボールはキーパーの正面を突いた。


徐々に渋谷のギアが上がっていき、前半よりも攻撃のテンポは速く、ゴールを奪いにいく意図がはっきりと見え始めていた。


55分、自陣からのビルドアップ中にボールを失うと、相手に中央を割られミドルシュートを浴びる。右ポスト直撃という冷や汗をかく場面だったが、ゴールは割らせなかった。その直後、佐藤に代わって大越が入り、さらに相手も2枚替え。ピッチ上は一気にオープンな展開へと移っていく。


その後もコーナーキックの流れから吉永がヘディングで合わせるも、これは大きく左へと外れる。65分には政森と岩沼に代えて渡邉と宮坂を同時投入。そして直後、宮坂からのパスを受けた吉永がアーリークロスを供給。渡邉が落とし、河波がエリア内で倒れる。だが主審の笛は鳴らなかった。


攻め込む渋谷。クロスを繰り返し入れるも相手の守備をこじ開けきれない。そして75分、植松に代わって小関が投入され、この采配が勝点を引き寄せる。


80分、小関が左サイドからドリブルで仕掛け、宮坂とのパス交換で再びボールを受けると、ファーサイドへクロス。折り返されたボールはこぼれ、渡邉が詰めたシュートも跳ね返される。だが、再び転がってきたボールを、小関が左足で叩き込んだ。値千金の同点弾。交代選手が3人絡んだ、美しい流れからのゴールだった。



終盤、渋谷は本田と山出の負傷で体力的にも厳しい時間帯に入っていき、アディショナルタイムは5分。


92分、カウンターから河波が右サイドを駆け上がり、小関が縦へ持ち込みシュート。しかし、これは相手GKに阻まれる。続くクロスにも中の選手がわずかに合わせきれない。


そしてラストワンプレーで、宮坂が左サイドからクロスを送り、大越が落としたボールに河波が詰める。だがシュートは大きく枠の上へ。逆転を狙った最後の一撃は実らず、ここで試合終了。ホーム・西が丘での一戦は、悔しいドローに終わった。



前節に続く勝利とはならなかったが、終盤までゴールを狙い続ける姿勢は明確だった。流れの中でチャンスを作り、交代選手が結果を出した点は収穫だろう。とはいえ、連勝の流れをつかむには、あと一歩の勝ち切る力と、自分たちのミスで流れを渡してしまう脆さは依然として課題に残る。


次節は2週連続のホームゲーム開催。会場はAGFフィールド。今一度、積み上げてきた自信と修正すべき課題を胸に、本当の逆襲がここから始まる。



GAME HIGHLIGHTS - 試合ハイライト -


GAME PREVIEW - 試合前情報 -

逆襲せよ、渋谷


鮮烈の初先発、2ゴール


前節・厚木はやぶさFC戦、渋谷は2-1と勝利を収め、これまでの鬱憤を晴らすかのように、悪い流れに終止符を打った。


全社では登録の都合により出場できなかった吉永昇偉が左サイドに、2トップの一角には青木友佑が加わり、いずれもリーグ戦では初スタメン。新たな顔ぶれで挑んだ渋谷は、試合の立ち上がりから積極的なプレッシングで主導権を握りにいった。


その中で、本田憲弥は中盤におけるピースとして、持ち味である運動量とハードワークを余すことなく発揮。攻撃時には前線への推進力をもたらし、守備では球際での強さを随所に見せつけた。


何より圧巻だったのは、前半43分の先制点だ。佐藤蒼太と土田直輝の右サイドでの連携から、山出旭がポケットの位置に進入し、マイナス気味の低いクロスを送る。そこから政森宗治がフリックし、吉永が上手く相手を抑えながら、最後は本田が左足で突き刺した。初先発でいきなりの初ゴールと、文句なしのインパクトを残す。一点をモノにしようとする強いメンタリティも見事だった。


後半にはもうひとりの"初"が続いた。51分、後方からボールを受けた植松が縦へ持ち運び、抜け出した政森が折り返したボールは一度相手に阻まれるが、ルーズボールを佐藤が拾いシュート。そのこぼれ球を最後は吉永が落ち着いて流し込み追加点。加入して早々の公式戦初ゴールを決め、前半から左サイドで見せていたアグレッシブな動きが結果となって結実した。


梅雨明けを思わせる強烈な日差しの中、夏場に強い渋谷らしく、スタミナ面でも抜群の安定感を見せた。とはいえ、キャプテンの土田は「満足していない」と自戒の言葉を口にする。「後ろで触ってから前線に出ていく迫力はまだまだ足りないし、よりゴールに近いところでプレーできるよう意識していきたい」と攻撃参加への意識は高まっている印象だ。


一方、課題だったセットプレーもひとつの焦点だった。これまでのリーグ戦や全社予選では失点源になっていたが、この日は集中した守備によって無失点。そして渋谷は前半11分、14分、17分と立て続けにコーナーキックを獲得し、キッカーを務めた土田は「中の選手はみんなヘディングが強いので、僕がある程度のボールを上げればなんとかしてくれるだろう、という余白を持って蹴ることができた。初っ端のキッカーを務めたにしては良かった」と一定の手応えを語る。


また「多少小さなズレはあったが、攻守ともに落とし込めていた」と振り返るように、チーム全体のビルドアップ、セカンドボールの回収の精度は明らかに向上していた。


守備陣で存在感を放ったのは、怪我から復帰した鈴木友也。「暑さもあったので、とにかく後ろから鼓舞し続けた。特に相手の9番の選手に負けないことを意識していたし、その中でもいいシーンはあった。そこはもう感覚だった」と振り返る通り、空中戦での強さや的確なポジショニングで相手の攻撃を封じ、終始絶やさないコーチングでチームの統率にも大きく貢献した。


とはいえ、今季未だクリーンシートがないことは、大きな課題として残る。「自分たちが声をかけてリスク管理をするしかない」と語ったように、守備陣のさらなる成熟が問われている。

前期最後の正念場


明日は味の素フィールド西が丘でのホームゲーム。日本サッカーの歴史を刻んできた聖地で、日立ビルシステムを迎え撃つ。コンパクトな守備ながらも、プレッシャーをかける場面では大胆に前に出てくる粘り強さと割り切りを持つチームだ。


現在、日立は渋谷に同じ勝ち点で、得失点の差で肉薄するリーグ5位。2位から5位までは勝ち点が並び、リーグ前期の最終節を前に、いよいよ混戦の様相を示している。わずかな得失点差が順位を分ける今、90分の中で得点を奪い切る力、そしてリードを守り切る集中力がより一層問われる一戦である。


「環境はすべて揃っている。あとは自分たちのサッカーを発揮するだけ。自分たちの持っている以上の力を出せるような場所」と鈴木が語ったように、渋谷にとっては初めてとなる西が丘でのホームゲーム。ピッチ内外でのイベントも多数予定され、クラブとしての存在感を示す大きな機会でもある。


数多くの名勝負が生まれたこの聖地で、渋谷がその名を刻む準備はできている。あとは、すべてを明日の90分に込める。いざ、逆襲の刻だ。



PLAYER'S COMMENTS - 試合前 選手コメント -


29 青木 友佑 / FW


ーー前節を振り返って


自分も含めてフォワード陣が点を取れなかったのは本当に悔しかった。でもその分、チームのために走ったり、勝つためにプレーした結果、他の選手が決めてくれて勝てたので良かったと思う。


ーー中盤やサイドの選手との連携の手応えは?


自分たちが今までやってきたビルドアップはいい距離感でできていたと思うし、その中でも自分たちの武器を出せていた。連携の面でも上手く崩せていたし、最初の(本田)憲弥君の得点も、ときくん(政森宗治)からのフリックで(吉永)昇偉が収めて、点を取れたので良い関係性ができていると思う。


ーーこの1週間の練習はどうだったか


失点してしまったところと、点を取れなかったというところにフォーカスをした。点を取られないために、守備のところを集中してやっていたし、得点を取るためにも打てるところで打ったりするなど、シュートにこだわりを持って取り組んだ。


ーー明日の試合の意気込みを


自分たちらしいサッカーをするのと、前半で笛が鳴ったと同時に、自分たちがボールを持って前からいって、前半で試合を決めるくらいの強い気持ちを持ってやりたい。


本当にファン・サポーターの皆さんにはいつも熱い応援をいただいて、自分たちの力にもなっている。その期待に応えられるように、泥臭く熱いプレーを見せていきたい。



5 山出 旭 / DF


ーー未だクリーンシートで終われていないのが課題に残るが、その要因を率直にどう感じているか


去年とはリーグのレベルも上がって、ミスが連続したり一瞬の隙の部分で、仕留められてしまうレベルにはなってきてる。相手に崩されてとかではなく、自分たちのミスや隙でやられている。なくそうという意識は、みんなもちろんあるが、公式戦特有の緊張感や焦り、プレッシャーも関係していると思うが、明日はゼロにする。


ーー特にここ数試合は、攻撃面で積極的に絡むシーンが多いように見えるが


3枚ブロックで僕らのスタイル的に両サイドによるので、全員が、誰が相手の深い位置に入ってもいいって思っている。たまたまそれが僕なだけなので特に意識していることはないが、得点には絡みたいなとは思っている。


ーーこの1週間の練習の手応えは


勝って満足した選手は一人もいないので、練習から激しく求め合ってやれた。これから全部勝つつもりでやっていると思うから、そういう練習ができたと思う。


ーー明日はどう試合を展開させていきたいか


気温も高いし、自分たちがボールを動かして相手を疲れさせて、決めるところはちゃんと決める、守るところはちゃんと守る、ということは当たり前のことだが、そこを徹底的にできたら勝てると思う。先制点を取って勢いに乗りたい。


ーー明日の意気込みを


気温もそうだが、熱い試合を見せられるように、ひとりでも多くの人が渋谷をまた観にきてもらいたいと思ってもらえるようなプレーができるように、結果にこだわって、熱い試合をしていきたい。俺、頑張るよ。



BOSS'S COMMENTS - 試合前 監督コメント -


増嶋竜也 / 監督


ーー前節を含めて、無失点で終われない部分と、決定力不足が課題だが、どう向き合っているか


攻撃の面でよかったところを、もう一回自分たちで整理をして向き合いながら、失点は防げたはずという話をした。なかなか無失点で終われない部分は選手たちも感じていると思うが、あまりそこに気を取られすぎて、大胆さがなくなるのは求めていない。むしろゼロではなくても、2点、3点しっかり取って勝てる方が、今は大事だと思う。もちろんゼロでいきたいが、複数得点取って勝てるようになっていければいい。


ーーこの1週間の練習の手応えは


選手同士で話をして、良いマインドの持ち方はそれぞれ整理をした中で、100%集中しながらも、最後のところで余裕を持ちながらやろうと話をしたので、選手たちは体現してくれたと思う。


ーー明日の意気込みを


今は相手どうこうというよりかは、自分たち次第で結果は変わるのかなと思う。明日はホームゲームを素晴らしい場所でできるので、SHIBUYA CITY FCにとっても大きな試合になると思う。勝てばさらに上に行けることもそうだが、観に来てくれた人たちに、『楽しかったな』と思ってもらえる、ワクワクさせるような心を動かす試合にしたい。




GAME REVIEW - 試合記録 -


気温も急上昇するなか、ピッチ上ではそれ以上に熱い試合が繰り広げられていた、第9節・日立ビルシステム戦。初の西が丘でのホームゲームであり、ここで連勝をしてリーグ中盤を折り返したい一戦だった。


先発に変更はなかったが、システムを[4-2-3-1]に移行し、中盤を活かし攻守のバランスの活性化に出た。


渋谷は立ち上がりからセットプレーを起点として、チャンスを獲得するなど良い入りだった。同時に、相手のセットプレーのチャンスも訪れるなど互いに譲らない展開が続く。10分には左サイドからの吉永のクロスに、山出がヘディングで飛び込むがこれはゴール右に外れる。


ただ、立ち上がりの勢いとは裏腹に、試合全体の主導権はどちらにも傾かない。相手もプレスを極端にかけてこない中、渋谷は縦パスを軸に前線への展開を図るが、読み切られてしまう場面も目立つ。それでも、鈴木を起点としたビルドアップや本田の球際の強さがリズムを作る。



20分過ぎには政森が得たフリーキックを、鈴木が頭で合わせるもゴール左に外れる。続くコーナーで幾度となくチャンスを演出するがあと一歩が届かない。


やや不穏な空気は、25分に現実のものとなる。相手のフリーキックからファーサイドで合わせられ、あっさりと先制点を献上。守備での重なりやカバーの遅れが、結果的に試合の流れを引き寄せられてしまった。


なんとか前半に同点に追いつきたい渋谷は、左サイドでの岩沼のスローインからテンポを作り始め、終盤には相手ゴール前に押し込む展開も作るが決定機には至らず、前半を0-1で折り返す。



後半、渋谷は青木に代えて河波を投入。立ち上がり、吉永が逆サイドから岩沼へボールを下げると、そこからのクロスは一度は跳ね返されたが、セカンドボールに反応した本田がミドルシュート。これは惜しくもゴール左に外れる。50分には植松の右クロスに政森が反応。うまく収めてシュートを放つが、ボールはキーパーの正面を突いた。


徐々に渋谷のギアが上がっていき、前半よりも攻撃のテンポは速く、ゴールを奪いにいく意図がはっきりと見え始めていた。


55分、自陣からのビルドアップ中にボールを失うと、相手に中央を割られミドルシュートを浴びる。右ポスト直撃という冷や汗をかく場面だったが、ゴールは割らせなかった。その直後、佐藤に代わって大越が入り、さらに相手も2枚替え。ピッチ上は一気にオープンな展開へと移っていく。


その後もコーナーキックの流れから吉永がヘディングで合わせるも、これは大きく左へと外れる。65分には政森と岩沼に代えて渡邉と宮坂を同時投入。そして直後、宮坂からのパスを受けた吉永がアーリークロスを供給。渡邉が落とし、河波がエリア内で倒れる。だが主審の笛は鳴らなかった。


攻め込む渋谷。クロスを繰り返し入れるも相手の守備をこじ開けきれない。そして75分、植松に代わって小関が投入され、この采配が勝点を引き寄せる。


80分、小関が左サイドからドリブルで仕掛け、宮坂とのパス交換で再びボールを受けると、ファーサイドへクロス。折り返されたボールはこぼれ、渡邉が詰めたシュートも跳ね返される。だが、再び転がってきたボールを、小関が左足で叩き込んだ。値千金の同点弾。交代選手が3人絡んだ、美しい流れからのゴールだった。



終盤、渋谷は本田と山出の負傷で体力的にも厳しい時間帯に入っていき、アディショナルタイムは5分。


92分、カウンターから河波が右サイドを駆け上がり、小関が縦へ持ち込みシュート。しかし、これは相手GKに阻まれる。続くクロスにも中の選手がわずかに合わせきれない。


そしてラストワンプレーで、宮坂が左サイドからクロスを送り、大越が落としたボールに河波が詰める。だがシュートは大きく枠の上へ。逆転を狙った最後の一撃は実らず、ここで試合終了。ホーム・西が丘での一戦は、悔しいドローに終わった。



前節に続く勝利とはならなかったが、終盤までゴールを狙い続ける姿勢は明確だった。流れの中でチャンスを作り、交代選手が結果を出した点は収穫だろう。とはいえ、連勝の流れをつかむには、あと一歩の勝ち切る力と、自分たちのミスで流れを渡してしまう脆さは依然として課題に残る。


次節は2週連続のホームゲーム開催。会場はAGFフィールド。今一度、積み上げてきた自信と修正すべき課題を胸に、本当の逆襲がここから始まる。



GAME HIGHLIGHTS - 試合ハイライト -


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