
KICK OFF |
8:00
荻野運動公園競技場


SHIBUYA CITY FC

厚木はやぶさFC
2
1
2025シーズン 関東サッカーリーグ2部
2025年9月21日
GAME RESULT
GAME REPORT
GAME PREVIEW - 試合前情報 -
執着心
止まった連勝街道、ゴール前で問われる精度とエゴ
リーグ後期から上昇気流に乗っていた渋谷の連勝記録が『6』でストップした、第16節・エスペランサSC戦。
累積警告で守備の柱である鈴木友也を欠くなか、第7節以来となる先発復帰を果たした志村滉は試合後、このように悔しさを募らせた。「間違いなく自分たちの方が良いサッカーはしていたし、技術もあった。勝利に相応しかったはずだけど、それでも勝てないのがサッカーだなと痛感した」
南米仕込みのインテンシティと球際の強度を武器にする相手のスタイルに、渋谷はいささか苦戦を強いられた。ボールは保持できていても、肝心の最後の局面で前を向くことができず、決定的な一手を欠いた。
スコアレスで折り返した後半、勝ち点3を掴みにいく渋谷は積極的にカードを切った。サイドには河波櫻士や水野智大を投入し、最前線には吉永昇偉に代えて渡邉千真を送り込むなど、多彩な攻撃パターンで相手守備をこじ開けようとしたが、最後までネットを揺らせなかった。
内容では上回りながらも結果が伴わなかった一戦。渋谷にとっては、連勝街道に待ったをかけられる悔しいドローゲームとなった。
それでもキャプテン・土田直輝は前を向く。「決してネガティブな要素は多くなく、次につながるような試合だった。途中から入ってきた選手がかなりパワーを与えてくれて、サイドに利き足の選手を置いてクロスをあげて、中で仕留める意図を選手たちは感じ取っていた」と、一定の手応えを口にした。
ただし、課題についても率直に言及した。
「試合を通して自分たちの時間が多かったなかで、アタッキングサードで少し雑になったところが得点につながらなかったと思う。
(攻撃の)数は増えてきているが、そのなかで確率を求めるのであれば、この試合だったら4点くらい取れていてもおかしくない内容だった。シュートはもちろん、その前のパスも、もっと前のラストパスを送る選手に送るパス…ゼロからシュートまでの道のりをたどっていくほど、一個ずつが100%だとしたら、シュートが90%ではなく95%の確率で入るはず。ゴールの3個前のパスから丁寧に意識しなくてはいけない」
そして特に後半は攻守両面でハードワークを続けたが、土田はなおも自己への課題を口にした。「もちろんシュートを打ちたくないとかではないけど、どうしても確率(パス)を選択しまう。もう少し自分でいってもいいんじゃないかと思うし、エゴを出しても良い場面はあったはず。それはリーグが始まってからずっと感じていることなので、練習から意識したい」
求められるゴール前での一瞬の選択。パスワークの精度を高めながら、時に自ら仕掛けるエゴを解放できるか。首位を目指す戦いのなかで、渋谷が示す答えに注目したい。
「誰が出ても良いパフォーマンスを」総力戦で挑むはやぶさ戦
明日は第17節・厚木はやぶさFC戦。前期の対戦では、8月に渋谷に加入した宮川瑞希に後半に1点を返されたものの、渋谷が2-1で勝利を収めている。
だが今節は状況が異なり、宮川は契約上の関係で出場できないうえ、先日右膝外側半月板損傷により全治3か月の離脱が発表された。さらにアンカーの本田憲弥も累積警告で出場停止。戦力が削られるなかで、布陣の再編は避けられず、まさに総力戦の様相を呈している。
今節の他会場の結果により、2位以上が確定した渋谷。だが、EDO ALL UNITEDがCOEDO KAWAGOE F.Cを下したことで、リーグ優勝が決定。渋谷の頂点への望みは絶たれた。
それでもやることは変わらない。首位で優勝するという大目標こそ途絶えたが、最後に示すべきは勝利への執着心だ。

PLAYER'S COMMENTS - 試合前 選手コメント -
25 楠美圭史 / MF
ーー前節の振り返りを
0ー0の状況で(自分が出たのは)すごく短い時間だった中で、なんとか勝ち点を持ってこれればなと思いながらやっていた。流れが良かったからこそ勝ちたかったし、引き分けてしまったことは仕方ないので、切り替えて次の試合に向かっていきたい。
ーー改善すべきところはゴール前の最後の局面だと思うが、この1週間の練習での手応えは
ゴール前のところは後半戦になって攻守ともに良くなってきているし、特に守備が安定していることは、間違いなく勝ちにつながっていると思う。最後ゴールを決めるところはやり続けるしかないし、今日、明日で質が上がるものでもないのでそこは考えすぎずにやっていきたい。前節もチャンスはあったので、そこを押し込められるように続けていくことが大事だと思う。
ーー残り2試合残されているが、気持ち的には『やっと2試合』か『もう2試合』のどちらか
後半戦は途中から出れたけど、なかなかゲームに絡めなかったので『もう終わっちゃうのか』と思う部分もある。いろんなことがあった中で良い形で終われればいいなと思うので、残り2試合で自分ができることを全部出し切りたい。
ーー明日への意気込みを
僕自身がやるべきことはあまり変わらないし、チームとしてすごく良い流れできているので、自分の力を出すことと、自分の良いところを出して楽しんでゲームをやっていきたい。

12 鈴木友也 / DF
ーー前節は悔しいドローゲームで終わったが、自身は累積で出場停止だった中で、どう試合を振り返るか
EDO戦で劇的な勝ち方をした次の試合は誰が出ても難しい。ただその中で自分たちのやれることはもっとできたと思う。それは自分が外で感じていたことなので、次の試合では良いエネルギーに変えられるようにしたい。
ーー前節含めて後期は無失点で終えられている試合が多いが、その要因は
戦い方が定まってきた中で、やるべきことをサボらずに徹底しているのが無失点につながっている。良い守備から良い攻撃につながっているから点を取れていると思う。
ーーこの1週間の練習で修正したことは
自分たちが攻撃の時に狙っているエリアで中のどこに入るのかっていうのをもう一回考え直した。やっぱり点を取らなきゃ得失点差が埋まらないので、攻撃の部分の意思疎通をし直した。
ーー明日の試合への意気込みを
もう勝つしかないし、他力だけど自分たちはこのリーグ戦を2連勝して終わるっていうのが優勝できなかったとしても大事なことだと思うので、突き詰めてやっていきたい。

BOSS'S COMMENTS - 試合前 監督コメント -
増嶋竜也 監督
ーー前節は悔しいドローゲームだったが、次につながるようなチャンスは作れていた中で、試合をどう振り返るか
試合の展開ややりたいサッカーはできていたので、最後のフィニッシュの中で仕留めれなかったのは課題なのかなと思う。今シーズンを通して点が入っている試合というのは、交代したときに流れが変わって勝ち越し点が取れているというなかで、上手くいかなかった部分もあったので、ベンチの選手も含めて全員が試合に懸ける思いだったり、流れを変える気持ちを持たないと試合をモノにできないよ、ということをミーティングでも話した。明日の試合も、もちろんスタメンの選手も含めて交代した選手が自分の与えられたタスクを全うしてくれれば、間違いなく勝てると思う。
ーーとはいえ収穫もあったなかで、EDO戦よりも苦戦した印象があったが
自分たちに対していつも以上の力でくる相手ではあるので、前節のエスペランサに関しては球際だったり、そういう強さというのをすごく感じた。自分たちが球際で負ける部分が何回もあったので、先手を取られないようにやっていきたい。
ーー明日への意気込みを
2試合勝たなくてはいけないのがマスト。他力になるけど優勝を目指してやることだけを頭に入れながらやっていきたい。

GAME REVIEW - 試合記録 -

荻野運動公園競技場で迎えた第17節・厚木はやぶさFC戦。他会場の結果により、渋谷の2位が確定し、EDO ALL UNITEDのリーグ優勝が決定した状況で臨む一戦となった。
先発メンバーは前節から2人を変更。累積警告で出場停止だった鈴木友也が最終ラインに復帰。アンカーの位置には累積で出場停止の本田憲弥に代わり、楠美圭史が入った。
試合は思わぬ形で幕を開けた。開始50秒で左サイドからのクロスを許すと、岩沼俊介のクリアミスがそのままネットを揺らしてしまう。まさかの早々での失点で、渋谷はいきなりビハインドを背負った。さらに4分には相手のミドルシュートが枠を捉えかける場面も。これに守護神の積田が喝を入れる。
早く流れを引き戻したい渋谷は7分にCKを獲得。クリアボールに大越寛人がダイレクトで狙うも惜しくもゴール上に。
チャンスはあるが相手に自由にボールを裏へ蹴り込まれる状況が続く。16分には相手のビルドアップから右サイドを崩され、シュートを打たれる場面も。
19分には小関陽星が逆サイドの吉永にクロスを送ると、最後は政森が中で合わせたが先にキーパーに止められてしまう。2分後には大越の浮き球に吉永がヘディングで折り返し植松が合わせたが、これはオフサイドの判定に。
そして28分、好機が訪れる。CKの流れから折り返しを受けた大越が相手に足をかけられPKを獲得。キッカーを務めた政森宗治が冷静にゴール中央へ蹴り込み、同点に追いついた。

とはいえ前半終盤には再びひやりとするシーンも。44分、相手のミドルシュートが枠をとらえたかと思われたが、わずかにサイドネットに。直後のFKからもクリアボールを叩かれたが、シュートはゴール右へ逸れ事なきを得た。
一進一退の攻防は最後まで続き、スコアは1ー1のまま前半を折り返した。
後半が始まり、渋谷は岩沼に代えて渡邉尚樹を投入。鈴木が左にスライドし右CBの位置に入る。
立ち上がり6分、吉永昇偉が逆サイドでフリーの小関陽星へクロスを供給。小関は左足でシュートを放つも、相手GKの好守に阻まれる。その後も土田直輝の縦パスに前線が反応するが、タイミングが合わず、決定機には至らない。
一方の相手は63分、カウンターから鋭く切り込むと、渋谷の寄せが甘くゴール前に押し込まれる場面をつくられる。最後は守備陣が体を張ってなんとか凌いだが、危うい時間帯が続いた。


流れを断ち切りたい渋谷はここで勝負の采配に出る。吉永に代えて青木竣、楠美に代えて青木友佑、さらに政森宗治に代えて渡邉千真と、一気に3枚替え。
74分、渡邉千真が縦パスを送り出し、青木友佑が抜け出してゴール前へ迫る。だが判定はオフサイド。試合は次第にオープンな展開となり、両者がゴールに迫るシーンが増えていく。
76分には右サイドのスローインから渋谷が攻勢。植松亮がカットインから思い切りよくシュートを放つも、相手GKの正面に。それでも流れは徐々に渋谷へ傾きつつあった。
そして迎えた78分、試合が大きく動く。相手GKの縦パスを植松がカットすると、そのこぼれ球に反応したのは青木友佑。右足で豪快に蹴り込み、渋谷が勝ち越しに成功した。青木にとっては第7節以来となる待望のゴール。価値ある一撃でチームに大きな勢いをもたらした。

追加点を得た渋谷は、小関陽星に代えて水野智大を投入。水野は右サイドのライン際で鋭いドリブルを仕掛け、相手守備陣を揺さぶる。さらに88分には、渡邉千真が裏へ抜け出し、相手DFとの1対1を制してGKと対峙。しかし放ったシュートは惜しくもクロスバーを越えた。
後半アディショナルタイムは4分。相手も意地を見せてカウンターを仕掛けるが、水野智大が鋭い寄せでこれをストップ。残りワンプレーには、渋谷はペナルティエリア付近でFKを与えてしまうが、直接狙われたボールはわずかにゴール左へ逸れ、ここで試合終了のホイッスルが響いた。
結果は2ー1と、渋谷がアウェイの地で貴重な勝点3を手にし、自分たちの力を証明してみせた。
次戦はいよいよ最終節。9月28日(日)、万博グラウンドで行われる第18節・日立ビルシステム戦。関東2部リーグを戦い抜いてきた集大成を勝利で飾れるか。シーズン最後の90分に、渋谷のこれまでが問われる。

GAME HIGHLIGHTS - 試合ハイライト -
PLAYER'S INTERVIEWS - 試合後 選手インタビュー -
GAME PREVIEW - 試合前情報 -
執着心
止まった連勝街道、ゴール前で問われる精度とエゴ
リーグ後期から上昇気流に乗っていた渋谷の連勝記録が『6』でストップした、第16節・エスペランサSC戦。
累積警告で守備の柱である鈴木友也を欠くなか、第7節以来となる先発復帰を果たした志村滉は試合後、このように悔しさを募らせた。「間違いなく自分たちの方が良いサッカーはしていたし、技術もあった。勝利に相応しかったはずだけど、それでも勝てないのがサッカーだなと痛感した」
南米仕込みのインテンシティと球際の強度を武器にする相手のスタイルに、渋谷はいささか苦戦を強いられた。ボールは保持できていても、肝心の最後の局面で前を向くことができず、決定的な一手を欠いた。
スコアレスで折り返した後半、勝ち点3を掴みにいく渋谷は積極的にカードを切った。サイドには河波櫻士や水野智大を投入し、最前線には吉永昇偉に代えて渡邉千真を送り込むなど、多彩な攻撃パターンで相手守備をこじ開けようとしたが、最後までネットを揺らせなかった。
内容では上回りながらも結果が伴わなかった一戦。渋谷にとっては、連勝街道に待ったをかけられる悔しいドローゲームとなった。
それでもキャプテン・土田直輝は前を向く。「決してネガティブな要素は多くなく、次につながるような試合だった。途中から入ってきた選手がかなりパワーを与えてくれて、サイドに利き足の選手を置いてクロスをあげて、中で仕留める意図を選手たちは感じ取っていた」と、一定の手応えを口にした。
ただし、課題についても率直に言及した。
「試合を通して自分たちの時間が多かったなかで、アタッキングサードで少し雑になったところが得点につながらなかったと思う。
(攻撃の)数は増えてきているが、そのなかで確率を求めるのであれば、この試合だったら4点くらい取れていてもおかしくない内容だった。シュートはもちろん、その前のパスも、もっと前のラストパスを送る選手に送るパス…ゼロからシュートまでの道のりをたどっていくほど、一個ずつが100%だとしたら、シュートが90%ではなく95%の確率で入るはず。ゴールの3個前のパスから丁寧に意識しなくてはいけない」
そして特に後半は攻守両面でハードワークを続けたが、土田はなおも自己への課題を口にした。「もちろんシュートを打ちたくないとかではないけど、どうしても確率(パス)を選択しまう。もう少し自分でいってもいいんじゃないかと思うし、エゴを出しても良い場面はあったはず。それはリーグが始まってからずっと感じていることなので、練習から意識したい」
求められるゴール前での一瞬の選択。パスワークの精度を高めながら、時に自ら仕掛けるエゴを解放できるか。首位を目指す戦いのなかで、渋谷が示す答えに注目したい。
「誰が出ても良いパフォーマンスを」総力戦で挑むはやぶさ戦
明日は第17節・厚木はやぶさFC戦。前期の対戦では、8月に渋谷に加入した宮川瑞希に後半に1点を返されたものの、渋谷が2-1で勝利を収めている。
だが今節は状況が異なり、宮川は契約上の関係で出場できないうえ、先日右膝外側半月板損傷により全治3か月の離脱が発表された。さらにアンカーの本田憲弥も累積警告で出場停止。戦力が削られるなかで、布陣の再編は避けられず、まさに総力戦の様相を呈している。
今節の他会場の結果により、2位以上が確定した渋谷。だが、EDO ALL UNITEDがCOEDO KAWAGOE F.Cを下したことで、リーグ優勝が決定。渋谷の頂点への望みは絶たれた。
それでもやることは変わらない。首位で優勝するという大目標こそ途絶えたが、最後に示すべきは勝利への執着心だ。

PLAYER'S COMMENTS - 試合前 選手コメント -
25 楠美圭史 / MF
ーー前節の振り返りを
0ー0の状況で(自分が出たのは)すごく短い時間だった中で、なんとか勝ち点を持ってこれればなと思いながらやっていた。流れが良かったからこそ勝ちたかったし、引き分けてしまったことは仕方ないので、切り替えて次の試合に向かっていきたい。
ーー改善すべきところはゴール前の最後の局面だと思うが、この1週間の練習での手応えは
ゴール前のところは後半戦になって攻守ともに良くなってきているし、特に守備が安定していることは、間違いなく勝ちにつながっていると思う。最後ゴールを決めるところはやり続けるしかないし、今日、明日で質が上がるものでもないのでそこは考えすぎずにやっていきたい。前節もチャンスはあったので、そこを押し込められるように続けていくことが大事だと思う。
ーー残り2試合残されているが、気持ち的には『やっと2試合』か『もう2試合』のどちらか
後半戦は途中から出れたけど、なかなかゲームに絡めなかったので『もう終わっちゃうのか』と思う部分もある。いろんなことがあった中で良い形で終われればいいなと思うので、残り2試合で自分ができることを全部出し切りたい。
ーー明日への意気込みを
僕自身がやるべきことはあまり変わらないし、チームとしてすごく良い流れできているので、自分の力を出すことと、自分の良いところを出して楽しんでゲームをやっていきたい。

12 鈴木友也 / DF
ーー前節は悔しいドローゲームで終わったが、自身は累積で出場停止だった中で、どう試合を振り返るか
EDO戦で劇的な勝ち方をした次の試合は誰が出ても難しい。ただその中で自分たちのやれることはもっとできたと思う。それは自分が外で感じていたことなので、次の試合では良いエネルギーに変えられるようにしたい。
ーー前節含めて後期は無失点で終えられている試合が多いが、その要因は
戦い方が定まってきた中で、やるべきことをサボらずに徹底しているのが無失点につながっている。良い守備から良い攻撃につながっているから点を取れていると思う。
ーーこの1週間の練習で修正したことは
自分たちが攻撃の時に狙っているエリアで中のどこに入るのかっていうのをもう一回考え直した。やっぱり点を取らなきゃ得失点差が埋まらないので、攻撃の部分の意思疎通をし直した。
ーー明日の試合への意気込みを
もう勝つしかないし、他力だけど自分たちはこのリーグ戦を2連勝して終わるっていうのが優勝できなかったとしても大事なことだと思うので、突き詰めてやっていきたい。

BOSS'S COMMENTS - 試合前 監督コメント -
増嶋竜也 監督
ーー前節は悔しいドローゲームだったが、次につながるようなチャンスは作れていた中で、試合をどう振り返るか
試合の展開ややりたいサッカーはできていたので、最後のフィニッシュの中で仕留めれなかったのは課題なのかなと思う。今シーズンを通して点が入っている試合というのは、交代したときに流れが変わって勝ち越し点が取れているというなかで、上手くいかなかった部分もあったので、ベンチの選手も含めて全員が試合に懸ける思いだったり、流れを変える気持ちを持たないと試合をモノにできないよ、ということをミーティングでも話した。明日の試合も、もちろんスタメンの選手も含めて交代した選手が自分の与えられたタスクを全うしてくれれば、間違いなく勝てると思う。
ーーとはいえ収穫もあったなかで、EDO戦よりも苦戦した印象があったが
自分たちに対していつも以上の力でくる相手ではあるので、前節のエスペランサに関しては球際だったり、そういう強さというのをすごく感じた。自分たちが球際で負ける部分が何回もあったので、先手を取られないようにやっていきたい。
ーー明日への意気込みを
2試合勝たなくてはいけないのがマスト。他力になるけど優勝を目指してやることだけを頭に入れながらやっていきたい。

GAME REVIEW - 試合記録 -

荻野運動公園競技場で迎えた第17節・厚木はやぶさFC戦。他会場の結果により、渋谷の2位が確定し、EDO ALL UNITEDのリーグ優勝が決定した状況で臨む一戦となった。
先発メンバーは前節から2人を変更。累積警告で出場停止だった鈴木友也が最終ラインに復帰。アンカーの位置には累積で出場停止の本田憲弥に代わり、楠美圭史が入った。
試合は思わぬ形で幕を開けた。開始50秒で左サイドからのクロスを許すと、岩沼俊介のクリアミスがそのままネットを揺らしてしまう。まさかの早々での失点で、渋谷はいきなりビハインドを背負った。さらに4分には相手のミドルシュートが枠を捉えかける場面も。これに守護神の積田が喝を入れる。
早く流れを引き戻したい渋谷は7分にCKを獲得。クリアボールに大越寛人がダイレクトで狙うも惜しくもゴール上に。
チャンスはあるが相手に自由にボールを裏へ蹴り込まれる状況が続く。16分には相手のビルドアップから右サイドを崩され、シュートを打たれる場面も。
19分には小関陽星が逆サイドの吉永にクロスを送ると、最後は政森が中で合わせたが先にキーパーに止められてしまう。2分後には大越の浮き球に吉永がヘディングで折り返し植松が合わせたが、これはオフサイドの判定に。
そして28分、好機が訪れる。CKの流れから折り返しを受けた大越が相手に足をかけられPKを獲得。キッカーを務めた政森宗治が冷静にゴール中央へ蹴り込み、同点に追いついた。

とはいえ前半終盤には再びひやりとするシーンも。44分、相手のミドルシュートが枠をとらえたかと思われたが、わずかにサイドネットに。直後のFKからもクリアボールを叩かれたが、シュートはゴール右へ逸れ事なきを得た。
一進一退の攻防は最後まで続き、スコアは1ー1のまま前半を折り返した。
後半が始まり、渋谷は岩沼に代えて渡邉尚樹を投入。鈴木が左にスライドし右CBの位置に入る。
立ち上がり6分、吉永昇偉が逆サイドでフリーの小関陽星へクロスを供給。小関は左足でシュートを放つも、相手GKの好守に阻まれる。その後も土田直輝の縦パスに前線が反応するが、タイミングが合わず、決定機には至らない。
一方の相手は63分、カウンターから鋭く切り込むと、渋谷の寄せが甘くゴール前に押し込まれる場面をつくられる。最後は守備陣が体を張ってなんとか凌いだが、危うい時間帯が続いた。


流れを断ち切りたい渋谷はここで勝負の采配に出る。吉永に代えて青木竣、楠美に代えて青木友佑、さらに政森宗治に代えて渡邉千真と、一気に3枚替え。
74分、渡邉千真が縦パスを送り出し、青木友佑が抜け出してゴール前へ迫る。だが判定はオフサイド。試合は次第にオープンな展開となり、両者がゴールに迫るシーンが増えていく。
76分には右サイドのスローインから渋谷が攻勢。植松亮がカットインから思い切りよくシュートを放つも、相手GKの正面に。それでも流れは徐々に渋谷へ傾きつつあった。
そして迎えた78分、試合が大きく動く。相手GKの縦パスを植松がカットすると、そのこぼれ球に反応したのは青木友佑。右足で豪快に蹴り込み、渋谷が勝ち越しに成功した。青木にとっては第7節以来となる待望のゴール。価値ある一撃でチームに大きな勢いをもたらした。

追加点を得た渋谷は、小関陽星に代えて水野智大を投入。水野は右サイドのライン際で鋭いドリブルを仕掛け、相手守備陣を揺さぶる。さらに88分には、渡邉千真が裏へ抜け出し、相手DFとの1対1を制してGKと対峙。しかし放ったシュートは惜しくもクロスバーを越えた。
後半アディショナルタイムは4分。相手も意地を見せてカウンターを仕掛けるが、水野智大が鋭い寄せでこれをストップ。残りワンプレーには、渋谷はペナルティエリア付近でFKを与えてしまうが、直接狙われたボールはわずかにゴール左へ逸れ、ここで試合終了のホイッスルが響いた。
結果は2ー1と、渋谷がアウェイの地で貴重な勝点3を手にし、自分たちの力を証明してみせた。
次戦はいよいよ最終節。9月28日(日)、万博グラウンドで行われる第18節・日立ビルシステム戦。関東2部リーグを戦い抜いてきた集大成を勝利で飾れるか。シーズン最後の90分に、渋谷のこれまでが問われる。




















