
KICK OFF |
5:00
アミノバイタルフィールド


SHIBUYA CITY FC

EDO ALL UNITED
0
0
2026シーズン 関東サッカーリーグ1部
2026年5月30日
GAME RESULT
GAME REPORT
SCFC ZINE
新たな舞台で迎える7度目の再戦。3勝3敗の均衡を破り、再び上位へ浮上せよ
この一戦を前にすると、相手がどれほどの強豪であろうと、たとえ首位争いを懸けた大一番であろうと、それ以上に胸を熱くさせるものがある。それほどまでに、“因縁”の歴史は深く、価値があるものである。
明日開催される、渋谷にとって今季2度目のホームゲーム。リーグ第6節の相手は、切っても切り離せない宿敵、EDO ALL UNITEDだ。
過去の対戦成績は3勝3敗。互角の戦いである。東京都1部リーグ時代からしのぎを削り、ともに関東1部の舞台まで這い上がってきた。
これまでの対戦は、まさに物語の連続であった。そして、ほとんどの試合で渦中にいたのが在籍4年目を迎えるキャプテン・土田直輝である。
2023シーズンのリーグ初戦では、DF山出旭とともに退場処分を受け、チームは9人で戦う異例の展開を強いられた(1−2)。続く関東社会人サッカー大会2回戦では、関東昇格へ向けて突破した一方で、自身は前週の練習試合で負った腰の怪我によりメンバー入りならず(1−0)。
翌年のリーグ最終節では、関東昇格戦への参入戦出場は決まっていたものの敗戦。試合後、土田は涙ながらにファン・サポーターらの前で再起を誓った(0−1)。そして、悲願の関東昇格を懸けた決勝戦では、71分に決勝ゴールを記録。クラブの歴史を動かす立役者となってみせた。
舞台を関東リーグに移しても、その劇場は幕を閉じない。前期での敗戦(0−1)を経て迎えた後期では、首位を独走していたEDOのリーグ優勝を阻む劇的な逆転勝利。その決勝点を奪ったエース・政森宗治のゴールをアシストしたのは土田。彼自身が関東昇格に大きく貢献したゴールよりも「比にならない」と語るほど、その喜びは格別だった。

酸いも甘いも知るキャプテンだが、今となっては「もう、そんなに意識していない」と因縁を過度に背負うつもりはない。
「前まではカテゴリー的にEDOが強いだろうなと意識していたけれど、正直今年はカテゴリーの中ではEDOが一番ではないから、あまり意識していないし、EDOの結果は気にならない」と一蹴する。とはいえ、昨季から年齢層が上がり経験豊富な選手を揃えた相手に対して、「勝負強さとかダイナミックさ、勢いが持ち味で、彼らの強み」と讃え、これまでの対戦全てが1点差で決着している難しさを冷静に分析する。
「うちにチャンスがないわけじゃない中でも、(EDOは) 『あ、これ決めれるんだ』という場面もあるし、守り切れている勝負強さを持っている。逆を返せば、自分たちも勝負強いところはあると思うので、お互いに同じことを思っていそうだなと。やっぱりいつもとはまた違った緊張感がある。EDOとの対戦で緊張感を持つ選手や思い入れの強い選手もいるだろうから、そんなに硬い試合にはならないだろうなと思っている」

現在渋谷は5位に位置し、対するEDOは7位。昇格した者同士、上位進出への正念場を迎える。「今年はうちも勢いが増えているし、勢いでかぶせて、良い波に乗らせなければこっちが有利に進められる」とあくまで視線を自分たちに向けるも、前節・南葛SC戦での結果以上の敗戦を踏まえ、現状に対しての危機感を募らせる。
「今年はギュッと順位が固まりそうな予感がする。1ポイントとか得失点が争いを分けるんじゃないかと思っている。実力があるチームばかりだから、上と下で分かれるよりも、もしかしたら中位でも拮抗するかもしれない。そういう面で言うと、この試合もそうだけど、毎試合落としたくない試合が続くはず。もちろんまだ走り出しだけれど、中位だから上についていかないといけないところで、やっぱりこの試合は勝たないといけない。
ここでEDOに負けたらひっくり返されて下位になる。なんとかずっと上に圧をかけられるような順位にはいたい。EDOがどうこうというよりかは、自分たちが上にいるためには勝たないとまずい」

キャプテンとして3年目を迎え、年々頼もしさを見せる土田だが、その心持ちは「全く変わらない。俺はキャプテンじゃないから。もう、誰が見ても」と謙遜する。不変の安心さを見せ、明日の一戦で巻き返しを狙う。
「(自分は)試合出る、出ないもあるかもしれないけれど、可能性としては後半の最後10分で守備固めみたいな役割もあるだろうし、スタートから出るのならゲームを落ち着かせたり、点を取ることが自分のできること。でもとにかくチームが勝てば何でもいい。やっぱり勝たないと楽しくないので、選手もそうだし、見てる人たちもお互いに」
何度ぶつかっても、一筋縄ではいかない相手がいる。接戦を確実にモノにしてきたEDOの戦いぶりには爆発力と勝負強さがあり、FWエスクデロ競飛王は「どんな試合でも、1分、2分でも自分の人生が変わる」と語る。*1 わずかな時間でも試合を動かし、流れを引き寄せる力を持つ選手がいる限り、その怖さは健在である。渋谷に地力があろうとも、EDOとの対戦ではいつだって、最後の一歩、最後の一刺しが命運を分けてきた。

昇格組として、そしてライバルとして。明日、また新たな歴史の1ページがめくられる。勝っても、負けても、必ず“何か”が起こってきたこのカードに、平穏な結末などあり得ない。
土田は「ポジティブな出来事が起きればいい」と願いながらも、「試合を見て、ワクワクしてもらえたり、“非日常的”なところを味わえてもらえたら嬉しい」と、不退転の覚悟を持ってこの一戦に挑む。
互いの手を知り尽くしたもの同士、ピッチで証明すべきは「どちらが勝利に飢えているか」の一点のみ。プライドが応酬する90分が、今年も幕を開ける。
取材・文 :西元 舞
写真 :福冨 倖希
編集 :畑間 直英
GAME REPORT
気温は27度と、夏のような暑さに見舞われた関東サッカーリーグ第6節・EDO ALL UNITED戦。スタジアム外のイベントブースには活気があふれ、今季2度目のホームゲームを心待ちにしていた多くのファン・サポーターがアミノバイタルフィールドに駆けつけた。
東京都リーグ1部時代からともにこの舞台まで上がり、意識せざるを得ない相手を突き放すためにも、本来であれば圧勝すべきだったこの一戦。しかし結果は0−0と、またしても勝ち点3はおあずけとなった。望まぬ結果にキャプテンの土田直輝は、「思ったより均衡が破られない硬いゲームだった。チャンスはあったので、決めきるところを決められていれば」と肩を落とした。
立ち上がりはセカンドボールの回収や切り替えの局面で少し落ち着かない場面が続いたが、15分を過ぎると渋谷が優勢な展開に。左ウイングの宮川瑞希とのコンビネーションから幾度もチャンスを創出した。
「うちのフォーメーション的に外が空くところが武器。縦に仕掛けられる選手がいるので、僕がどれだけサイドバックの選手を引きつけられるか、(宮川)瑞希に対してどれだけスペースを与えられるのかを意識をしている。そういったところは上手くいった」

EDOのカウンター攻撃でやや劣勢に回るシーンも見られたが、左CBの敷田唯らディフェンス陣の危機察知とカバーリングが光り、その安定感は頼もしいもの。30分には決定機が訪れ、スローインの流れから政森宗治の落としを本田憲弥がダイレクトでシュートを放つが、これはクロスバーを直撃。38分には、ペナルティエリア付近中央でFKのチャンスを獲得し、宮川が左のニアサイドを直接狙いにいくも、惜しくもネットを揺らすことはできなかった。
試合前やハーフタイムには「後半ラスト20分で『ALL IN』、全てを出し切ろう、一気にたたみかけよう」という狙いが共有されたそうで、その点については「体現できた」と手応えを口にした土田。66分には濱名真央、伊藤雄教、小関陽星、植松亮を投入し大胆な4枚替えで、狙い通り攻勢を強めた。終盤の怒涛のシュートチャンスに幾度もスタンドを沸かせたが、スコアを動かす一撃は最後まで生まれず。イベントブースのテントが煽られるほどの強風が、ラストワンプレーで積田景介のゴールキックを阻み、ボールが自陣に残ったところでタイムアップ。上位進出を懸けて突き放したかっただけに、選手たちはピッチに倒れ込んだ。

良くも悪くも自分たちにベクトルを向け、決着をつけられなかった90分。昨季からことあるごとに最後の局面、いわばフィニッシュの精度を重要視するキャプテンは今節も、「本当に最後の部分がしっかりしていれば、というシーンが多かった」と唇を噛んだ。
とはいえ、ゲーム全体を見れば渋谷が圧倒的に押し込み、美味しい瞬間があったのは間違いない。シュート本数も13本と、EDOの7本を上回り「回数は増えている」とポジティブな回答を口にした。「やっぱり精度を上げること。そこは練習でしか上がらない」と巻き返しを狙い、次節までの残り1週間でどれだけ質を高められるかが問われる。

6月7日(日)に、味の素フィールド西が丘で開催されるホームゲーム桐蔭横浜大学FC戦は、観客動員数過去最多を目指す、クラブ史に残る重要な一戦。是が非でも、ファン・サポーターとともにホームで勝利を分かち合いたい。
「オウンゴールでもいいし、全然綺麗ではないシュートでもいいから一点取って、勝つ。どんな手を使ってでも勝ちたい。今日も良いサッカーをしていたけど、勝ちに持っていけないのは、見ている人たちも楽しめないし、やっている僕らも悔しい思いをしてしまう。泥臭くてもいいので、どれだけ勝ちに持っていけるか」
負けるストレスもあるが、決定機があっただけにスコアレスに終わったストレスはもっと重い。「良いサッカー」をしているだけでは、順位も空気も動かせないだろう。次に求められるのは、綺麗な崩しの先にある一点だけではなく、泥臭く勝ち切る姿勢である。
取材・文 :西元 舞
写真 :福冨 倖希
編集 :畑間 直英
SCFC ZINE
新たな舞台で迎える7度目の再戦。3勝3敗の均衡を破り、再び上位へ浮上せよ
この一戦を前にすると、相手がどれほどの強豪であろうと、たとえ首位争いを懸けた大一番であろうと、それ以上に胸を熱くさせるものがある。それほどまでに、“因縁”の歴史は深く、価値があるものである。
明日開催される、渋谷にとって今季2度目のホームゲーム。リーグ第6節の相手は、切っても切り離せない宿敵、EDO ALL UNITEDだ。
過去の対戦成績は3勝3敗。互角の戦いである。東京都1部リーグ時代からしのぎを削り、ともに関東1部の舞台まで這い上がってきた。
これまでの対戦は、まさに物語の連続であった。そして、ほとんどの試合で渦中にいたのが在籍4年目を迎えるキャプテン・土田直輝である。
2023シーズンのリーグ初戦では、DF山出旭とともに退場処分を受け、チームは9人で戦う異例の展開を強いられた(1−2)。続く関東社会人サッカー大会2回戦では、関東昇格へ向けて突破した一方で、自身は前週の練習試合で負った腰の怪我によりメンバー入りならず(1−0)。
翌年のリーグ最終節では、関東昇格戦への参入戦出場は決まっていたものの敗戦。試合後、土田は涙ながらにファン・サポーターらの前で再起を誓った(0−1)。そして、悲願の関東昇格を懸けた決勝戦では、71分に決勝ゴールを記録。クラブの歴史を動かす立役者となってみせた。
舞台を関東リーグに移しても、その劇場は幕を閉じない。前期での敗戦(0−1)を経て迎えた後期では、首位を独走していたEDOのリーグ優勝を阻む劇的な逆転勝利。その決勝点を奪ったエース・政森宗治のゴールをアシストしたのは土田。彼自身が関東昇格に大きく貢献したゴールよりも「比にならない」と語るほど、その喜びは格別だった。

酸いも甘いも知るキャプテンだが、今となっては「もう、そんなに意識していない」と因縁を過度に背負うつもりはない。
「前まではカテゴリー的にEDOが強いだろうなと意識していたけれど、正直今年はカテゴリーの中ではEDOが一番ではないから、あまり意識していないし、EDOの結果は気にならない」と一蹴する。とはいえ、昨季から年齢層が上がり経験豊富な選手を揃えた相手に対して、「勝負強さとかダイナミックさ、勢いが持ち味で、彼らの強み」と讃え、これまでの対戦全てが1点差で決着している難しさを冷静に分析する。
「うちにチャンスがないわけじゃない中でも、(EDOは) 『あ、これ決めれるんだ』という場面もあるし、守り切れている勝負強さを持っている。逆を返せば、自分たちも勝負強いところはあると思うので、お互いに同じことを思っていそうだなと。やっぱりいつもとはまた違った緊張感がある。EDOとの対戦で緊張感を持つ選手や思い入れの強い選手もいるだろうから、そんなに硬い試合にはならないだろうなと思っている」

現在渋谷は5位に位置し、対するEDOは7位。昇格した者同士、上位進出への正念場を迎える。「今年はうちも勢いが増えているし、勢いでかぶせて、良い波に乗らせなければこっちが有利に進められる」とあくまで視線を自分たちに向けるも、前節・南葛SC戦での結果以上の敗戦を踏まえ、現状に対しての危機感を募らせる。
「今年はギュッと順位が固まりそうな予感がする。1ポイントとか得失点が争いを分けるんじゃないかと思っている。実力があるチームばかりだから、上と下で分かれるよりも、もしかしたら中位でも拮抗するかもしれない。そういう面で言うと、この試合もそうだけど、毎試合落としたくない試合が続くはず。もちろんまだ走り出しだけれど、中位だから上についていかないといけないところで、やっぱりこの試合は勝たないといけない。
ここでEDOに負けたらひっくり返されて下位になる。なんとかずっと上に圧をかけられるような順位にはいたい。EDOがどうこうというよりかは、自分たちが上にいるためには勝たないとまずい」

キャプテンとして3年目を迎え、年々頼もしさを見せる土田だが、その心持ちは「全く変わらない。俺はキャプテンじゃないから。もう、誰が見ても」と謙遜する。不変の安心さを見せ、明日の一戦で巻き返しを狙う。
「(自分は)試合出る、出ないもあるかもしれないけれど、可能性としては後半の最後10分で守備固めみたいな役割もあるだろうし、スタートから出るのならゲームを落ち着かせたり、点を取ることが自分のできること。でもとにかくチームが勝てば何でもいい。やっぱり勝たないと楽しくないので、選手もそうだし、見てる人たちもお互いに」
何度ぶつかっても、一筋縄ではいかない相手がいる。接戦を確実にモノにしてきたEDOの戦いぶりには爆発力と勝負強さがあり、FWエスクデロ競飛王は「どんな試合でも、1分、2分でも自分の人生が変わる」と語る。*1 わずかな時間でも試合を動かし、流れを引き寄せる力を持つ選手がいる限り、その怖さは健在である。渋谷に地力があろうとも、EDOとの対戦ではいつだって、最後の一歩、最後の一刺しが命運を分けてきた。

昇格組として、そしてライバルとして。明日、また新たな歴史の1ページがめくられる。勝っても、負けても、必ず“何か”が起こってきたこのカードに、平穏な結末などあり得ない。
土田は「ポジティブな出来事が起きればいい」と願いながらも、「試合を見て、ワクワクしてもらえたり、“非日常的”なところを味わえてもらえたら嬉しい」と、不退転の覚悟を持ってこの一戦に挑む。
互いの手を知り尽くしたもの同士、ピッチで証明すべきは「どちらが勝利に飢えているか」の一点のみ。プライドが応酬する90分が、今年も幕を開ける。
取材・文 :西元 舞
写真 :福冨 倖希
編集 :畑間 直英
GAME REPORT
気温は27度と、夏のような暑さに見舞われた関東サッカーリーグ第6節・EDO ALL UNITED戦。スタジアム外のイベントブースには活気があふれ、今季2度目のホームゲームを心待ちにしていた多くのファン・サポーターがアミノバイタルフィールドに駆けつけた。
東京都リーグ1部時代からともにこの舞台まで上がり、意識せざるを得ない相手を突き放すためにも、本来であれば圧勝すべきだったこの一戦。しかし結果は0−0と、またしても勝ち点3はおあずけとなった。望まぬ結果にキャプテンの土田直輝は、「思ったより均衡が破られない硬いゲームだった。チャンスはあったので、決めきるところを決められていれば」と肩を落とした。
立ち上がりはセカンドボールの回収や切り替えの局面で少し落ち着かない場面が続いたが、15分を過ぎると渋谷が優勢な展開に。左ウイングの宮川瑞希とのコンビネーションから幾度もチャンスを創出した。
「うちのフォーメーション的に外が空くところが武器。縦に仕掛けられる選手がいるので、僕がどれだけサイドバックの選手を引きつけられるか、(宮川)瑞希に対してどれだけスペースを与えられるのかを意識をしている。そういったところは上手くいった」

EDOのカウンター攻撃でやや劣勢に回るシーンも見られたが、左CBの敷田唯らディフェンス陣の危機察知とカバーリングが光り、その安定感は頼もしいもの。30分には決定機が訪れ、スローインの流れから政森宗治の落としを本田憲弥がダイレクトでシュートを放つが、これはクロスバーを直撃。38分には、ペナルティエリア付近中央でFKのチャンスを獲得し、宮川が左のニアサイドを直接狙いにいくも、惜しくもネットを揺らすことはできなかった。
試合前やハーフタイムには「後半ラスト20分で『ALL IN』、全てを出し切ろう、一気にたたみかけよう」という狙いが共有されたそうで、その点については「体現できた」と手応えを口にした土田。66分には濱名真央、伊藤雄教、小関陽星、植松亮を投入し大胆な4枚替えで、狙い通り攻勢を強めた。終盤の怒涛のシュートチャンスに幾度もスタンドを沸かせたが、スコアを動かす一撃は最後まで生まれず。イベントブースのテントが煽られるほどの強風が、ラストワンプレーで積田景介のゴールキックを阻み、ボールが自陣に残ったところでタイムアップ。上位進出を懸けて突き放したかっただけに、選手たちはピッチに倒れ込んだ。

良くも悪くも自分たちにベクトルを向け、決着をつけられなかった90分。昨季からことあるごとに最後の局面、いわばフィニッシュの精度を重要視するキャプテンは今節も、「本当に最後の部分がしっかりしていれば、というシーンが多かった」と唇を噛んだ。
とはいえ、ゲーム全体を見れば渋谷が圧倒的に押し込み、美味しい瞬間があったのは間違いない。シュート本数も13本と、EDOの7本を上回り「回数は増えている」とポジティブな回答を口にした。「やっぱり精度を上げること。そこは練習でしか上がらない」と巻き返しを狙い、次節までの残り1週間でどれだけ質を高められるかが問われる。

6月7日(日)に、味の素フィールド西が丘で開催されるホームゲーム桐蔭横浜大学FC戦は、観客動員数過去最多を目指す、クラブ史に残る重要な一戦。是が非でも、ファン・サポーターとともにホームで勝利を分かち合いたい。
「オウンゴールでもいいし、全然綺麗ではないシュートでもいいから一点取って、勝つ。どんな手を使ってでも勝ちたい。今日も良いサッカーをしていたけど、勝ちに持っていけないのは、見ている人たちも楽しめないし、やっている僕らも悔しい思いをしてしまう。泥臭くてもいいので、どれだけ勝ちに持っていけるか」
負けるストレスもあるが、決定機があっただけにスコアレスに終わったストレスはもっと重い。「良いサッカー」をしているだけでは、順位も空気も動かせないだろう。次に求められるのは、綺麗な崩しの先にある一点だけではなく、泥臭く勝ち切る姿勢である。
取材・文 :西元 舞
写真 :福冨 倖希
編集 :畑間 直英












