
KICK OFF |
7:50
非公開


SHIBUYA CITY FC

東京蹴球団
4
0
東京都社会人サッカーリーグ1部
2021年4月25日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト
マッチプレビュー
クラブ名改称1年目のCITYが相まみえるは104年の歴史をもつ日本最古のサッカークラブ
SHIBUYA CITY FCは、4月25日に開催される東京都社会人サッカーリーグ1部第4節で東京蹴球団と対戦する。
前節
CITYはリーグ戦第3節でHOSEI Football Labをホームに迎えた。クラブ創設以来、初の渋谷区でのホームゲーム開催となった一戦はスコアレスドローに終わっている。
開幕2戦とは打って変わって快晴のなかキックオフされた試合は、序盤からCITYが攻め込む展開となった。前半には決定機をいくつか迎えたものの、ゴールネットを揺らすには至らなかった。
一方のHOSEI Football Labも遠目から積極的にシュートを放つなど、CITYゴールに迫った。しかし、CITYも安定したディフェンスで相手に得点を許さず、最終的に両チームに得点は生まれないままタイムアップとなった。
今回の対戦相手である東京蹴球団は第3節で八王子フットボールクラブと対戦し、CITYと同じく0-0で引き分けた。
東京都昭島市を本拠地とする東京蹴球団は、1917年に創設された日本最古のクラブチームとして知られており、今年でクラブ創設104年目を迎えた。1921年に開催された第1回天皇杯全日本サッカー選手権大会の優勝クラブでもある。
東京都リーグには1967年の発足初年度から参加しており、2016年には1部で初優勝も経験している。昨シーズンは1部Aブロックで1勝4分7敗の結果を残し、7位でシーズンを終えている。
今節の見どころ
CITYは開幕から3戦を終えて1勝2分と無敗を保ち、直近の2試合では無失点を記録している。その一方で、前節のホームゲームでは今季初めてゴールを奪うことができなかった。今節はCITYの攻撃陣が勝利に繋がるゴールを奪うことができるかに注目が集まる。
対する東京蹴球団もCITYと似たような状況にある。開幕3戦は1勝1分1敗、失点数はCITYと同じくわずか1だが、攻撃面に目をやると3試合で1回しかゴールネットを揺らしていない。こちらもアタッカー陣が積極的にゴールに迫ってくると予想できる。
奇しくも似たような成績同士のクラブが相まみえる一戦。互いが誇る堅守をどのように崩しにかかるのか。CITYには今季初の複数得点を期待するとともに、何よりも勝利でこの4月シリーズを締めくくってほしい。
試合前の選手コメント
「前節はクラブ内外の様々な方々のご尽力のおかげで、クラブ史上初めて、ホームタウンである『渋谷』での公式戦が実現しました。多くの方々が会場に足を運んでくれた中で、我々が勝利という結果を見せられなかったことは皆様に申し訳ない思いと、悔しい思いです。前節を踏まえて、今節こそ勝利できるように気持ちを切り替えてチームで日々トレーニングに励んでいます。現状のチームの課題としては、3試合で2得点という最後の部分で決めきる得点力という部分が挙げられるかと思います。今季チームとして取り組んできているスタイルで多くのチャンスを作ってはいるので、さらに多くのチャンスを作ることと決定機を決めきることを、より突き詰めて今週も取り組んできました。今節の相手の東京蹴球団さんは、日本で最古のサッカーチームであり、100年以上の歴史を持つ伝統あるクラブです。2016年にもこの東京都1部リーグで優勝しており、守備も強固であり、非常に難しい試合になることが予想されますが、我々が今週も取り組んでいる攻撃面で東京蹴球団さんの堅い守備を突破して得点することができれば、それはこの先にも繋がっていくかと思います。守備面でも3試合連続での無失点を継続し、そして、得点を決めて勝利できるよう、頑張ります」
「SHIBUYA CITY初のホームゲームという中で、残念ながら引き分けという結果で終えてしまった。失点を0で終えられたことは成果だと感じるが、開幕から得点数が少ない。観に来てくれた人たちが一番盛り上がるのはやはり得点シーンだし、勝ち点3を取るためにも、最後の部分での精度をより高めていく必要がある。今節では得点という部分でチームに貢献したい。そして、必ず勝ち点3を取ってCITYとしていい流れを作っていきたいです。SHIBUYA CITYに関わる全ての人たちに感謝の気持ちを込めて、闘います!応援宜しくお願い致します!帝京魂」
マッチレビュー
SHIBUYA CITY FCは東京都1部リーグ第4節で東京蹴球団と対戦し、前半と後半にそれぞれ2得点を奪ったCITYが4-0で勝利を収めた。
この試合よりも前に行われた他会場の試合結果により、CITYは勝利すれば暫定首位に浮上する可能性が生まれていた。
ここまで3戦2得点にとどまっていたSHIBUYA CITY FCは攻撃的な布陣で今節の試合に臨んだ。ディフェンスラインでは、#4 玉川 由が開幕戦以来3試合ぶりの試合出場になったほか、「ノウチーニョ」こと #5 山之内 裕太が待望の今シーズン初先発・初出場を果たした。中盤のインサイドハーフには、三菱養和SC戦で決勝アシストを記録した #26 村松 知輝が起用され、自身にとっての初先発となった。さらにフォワードに目を移すと、同じく三菱養和SC戦で決勝ゴールを決めた #32 唯井 竣平が今季初の先発起用となり、チームとしてのゴールを奪う姿勢が感じられるメンバー構成となった。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたことを受け、今節は無観客試合となった。冷たい風が吹きつけるなか、前半戦キックオフの笛が吹かれた。
試合開始3分でいきなりCITYに先制点が生まれる。左サイドのコーナーキックからボールが右サイドに流れる。落ち着いてボールをまわし、陣形を再び整えると、最後は #8 野村 良平の対空時間の長いクロスに #24 柴村 直弥が頭で合わせてゴール左隅にシュートを決めた。

その後もCITYは幾度となくチャンスを作り出す。6分、ゴール正面やや左で獲得したFKを先制アシストの #8 野村 良平が壁の右側を巻くシュートで直接狙うも、ここはキーパーに弾かれてしまう。11分には、右サイドからの斜めのパスを相手DFラインの裏で受けた #32 唯井 竣平がそのままシュートを放ったが、惜しくもボールにミートすることができなかった。
守備陣では経験豊富な #24 柴村 直弥を中心に相手の攻撃を弾き返す。アンカー起用の #21 阿部 翔平も自陣ゴールライン際まで戻り、粘り強いディフェンスで相手にクロスを上げさせない。
そして前半終了間際の41分、CITYに追加点が生まれる。前半6分と同じような位置からのFKを獲得し、キッカーを務めるのは #21 阿部 翔平。直接狙ったボールは壁の左を巻きながら美しい軌道を描き、最後はゴールキーパーの手を弾いてサイドネットの内側を揺らした。「黄金の左足」がここまで複数得点のなかったSHIBUYA CITY FCに待望の2点目をもたらした。


前半はこのままCITYの2点リードで終了した。#24 柴村 直弥と #21 阿部 翔平のここまで開幕から全試合フル出場を続ける「鉄人」2人の得点で、CITYが前半をリードで折り返す。
後半もCITYの勢いは止まらなかった。#32 唯井 竣平、#25 宮崎 泰右らが積極的にシュートを放つほか、#21 阿部 翔平の蹴ったコーナーキックがゴールマウスをとらえ、あわやゴールというシーンもあった。
58分には試合を通して右サイドを制圧していた #25 宮崎 泰右のドリブル突破から、ゴール前に走り込んだ #26 村松 知輝がクロスに合わせたが、枠には飛ばなかった。
しかし、64分には同じく #25 宮崎 泰右の突破が得点につながる。右サイドでボールを受けた #25 宮崎 泰右が縦に仕掛け、相手DFを振り切ると、グラウンダーのクロスに最後は #32 唯井 竣平が確実に合わせて自身今季2点目をゲット。CITYにとっても試合を決定づける3点目となった。
76分には相手のスルーパスからキーパーとの1対1の場面を作られてしまったが、ここは GK #18 前川 天良が落ち着いた対応を見せ、相手に得点を許さなかった。
試合終了間際には、ゴール前の混戦から #32 唯井 竣平の落としを #10 藤原 裕太が押し込み、SHIBUYA CITY FCがダメ押しの4点目を追加してタイムアップとなった。
SHIBUYA CITY FCは攻めれば怒涛の4得点、守れば3試合連続のクリーンシートとなった。また今節の結果を受けて、CITYは勝ち点8でリーグ暫定首位に躍り出た。

ハイライト
マッチプレビュー
クラブ名改称1年目のCITYが相まみえるは104年の歴史をもつ日本最古のサッカークラブ
SHIBUYA CITY FCは、4月25日に開催される東京都社会人サッカーリーグ1部第4節で東京蹴球団と対戦する。
前節
CITYはリーグ戦第3節でHOSEI Football Labをホームに迎えた。クラブ創設以来、初の渋谷区でのホームゲーム開催となった一戦はスコアレスドローに終わっている。
開幕2戦とは打って変わって快晴のなかキックオフされた試合は、序盤からCITYが攻め込む展開となった。前半には決定機をいくつか迎えたものの、ゴールネットを揺らすには至らなかった。
一方のHOSEI Football Labも遠目から積極的にシュートを放つなど、CITYゴールに迫った。しかし、CITYも安定したディフェンスで相手に得点を許さず、最終的に両チームに得点は生まれないままタイムアップとなった。
今回の対戦相手である東京蹴球団は第3節で八王子フットボールクラブと対戦し、CITYと同じく0-0で引き分けた。
東京都昭島市を本拠地とする東京蹴球団は、1917年に創設された日本最古のクラブチームとして知られており、今年でクラブ創設104年目を迎えた。1921年に開催された第1回天皇杯全日本サッカー選手権大会の優勝クラブでもある。
東京都リーグには1967年の発足初年度から参加しており、2016年には1部で初優勝も経験している。昨シーズンは1部Aブロックで1勝4分7敗の結果を残し、7位でシーズンを終えている。
今節の見どころ
CITYは開幕から3戦を終えて1勝2分と無敗を保ち、直近の2試合では無失点を記録している。その一方で、前節のホームゲームでは今季初めてゴールを奪うことができなかった。今節はCITYの攻撃陣が勝利に繋がるゴールを奪うことができるかに注目が集まる。
対する東京蹴球団もCITYと似たような状況にある。開幕3戦は1勝1分1敗、失点数はCITYと同じくわずか1だが、攻撃面に目をやると3試合で1回しかゴールネットを揺らしていない。こちらもアタッカー陣が積極的にゴールに迫ってくると予想できる。
奇しくも似たような成績同士のクラブが相まみえる一戦。互いが誇る堅守をどのように崩しにかかるのか。CITYには今季初の複数得点を期待するとともに、何よりも勝利でこの4月シリーズを締めくくってほしい。
試合前の選手コメント
「前節はクラブ内外の様々な方々のご尽力のおかげで、クラブ史上初めて、ホームタウンである『渋谷』での公式戦が実現しました。多くの方々が会場に足を運んでくれた中で、我々が勝利という結果を見せられなかったことは皆様に申し訳ない思いと、悔しい思いです。前節を踏まえて、今節こそ勝利できるように気持ちを切り替えてチームで日々トレーニングに励んでいます。現状のチームの課題としては、3試合で2得点という最後の部分で決めきる得点力という部分が挙げられるかと思います。今季チームとして取り組んできているスタイルで多くのチャンスを作ってはいるので、さらに多くのチャンスを作ることと決定機を決めきることを、より突き詰めて今週も取り組んできました。今節の相手の東京蹴球団さんは、日本で最古のサッカーチームであり、100年以上の歴史を持つ伝統あるクラブです。2016年にもこの東京都1部リーグで優勝しており、守備も強固であり、非常に難しい試合になることが予想されますが、我々が今週も取り組んでいる攻撃面で東京蹴球団さんの堅い守備を突破して得点することができれば、それはこの先にも繋がっていくかと思います。守備面でも3試合連続での無失点を継続し、そして、得点を決めて勝利できるよう、頑張ります」
「SHIBUYA CITY初のホームゲームという中で、残念ながら引き分けという結果で終えてしまった。失点を0で終えられたことは成果だと感じるが、開幕から得点数が少ない。観に来てくれた人たちが一番盛り上がるのはやはり得点シーンだし、勝ち点3を取るためにも、最後の部分での精度をより高めていく必要がある。今節では得点という部分でチームに貢献したい。そして、必ず勝ち点3を取ってCITYとしていい流れを作っていきたいです。SHIBUYA CITYに関わる全ての人たちに感謝の気持ちを込めて、闘います!応援宜しくお願い致します!帝京魂」
マッチレビュー
SHIBUYA CITY FCは東京都1部リーグ第4節で東京蹴球団と対戦し、前半と後半にそれぞれ2得点を奪ったCITYが4-0で勝利を収めた。
この試合よりも前に行われた他会場の試合結果により、CITYは勝利すれば暫定首位に浮上する可能性が生まれていた。
ここまで3戦2得点にとどまっていたSHIBUYA CITY FCは攻撃的な布陣で今節の試合に臨んだ。ディフェンスラインでは、#4 玉川 由が開幕戦以来3試合ぶりの試合出場になったほか、「ノウチーニョ」こと #5 山之内 裕太が待望の今シーズン初先発・初出場を果たした。中盤のインサイドハーフには、三菱養和SC戦で決勝アシストを記録した #26 村松 知輝が起用され、自身にとっての初先発となった。さらにフォワードに目を移すと、同じく三菱養和SC戦で決勝ゴールを決めた #32 唯井 竣平が今季初の先発起用となり、チームとしてのゴールを奪う姿勢が感じられるメンバー構成となった。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたことを受け、今節は無観客試合となった。冷たい風が吹きつけるなか、前半戦キックオフの笛が吹かれた。
試合開始3分でいきなりCITYに先制点が生まれる。左サイドのコーナーキックからボールが右サイドに流れる。落ち着いてボールをまわし、陣形を再び整えると、最後は #8 野村 良平の対空時間の長いクロスに #24 柴村 直弥が頭で合わせてゴール左隅にシュートを決めた。

その後もCITYは幾度となくチャンスを作り出す。6分、ゴール正面やや左で獲得したFKを先制アシストの #8 野村 良平が壁の右側を巻くシュートで直接狙うも、ここはキーパーに弾かれてしまう。11分には、右サイドからの斜めのパスを相手DFラインの裏で受けた #32 唯井 竣平がそのままシュートを放ったが、惜しくもボールにミートすることができなかった。
守備陣では経験豊富な #24 柴村 直弥を中心に相手の攻撃を弾き返す。アンカー起用の #21 阿部 翔平も自陣ゴールライン際まで戻り、粘り強いディフェンスで相手にクロスを上げさせない。
そして前半終了間際の41分、CITYに追加点が生まれる。前半6分と同じような位置からのFKを獲得し、キッカーを務めるのは #21 阿部 翔平。直接狙ったボールは壁の左を巻きながら美しい軌道を描き、最後はゴールキーパーの手を弾いてサイドネットの内側を揺らした。「黄金の左足」がここまで複数得点のなかったSHIBUYA CITY FCに待望の2点目をもたらした。


前半はこのままCITYの2点リードで終了した。#24 柴村 直弥と #21 阿部 翔平のここまで開幕から全試合フル出場を続ける「鉄人」2人の得点で、CITYが前半をリードで折り返す。
後半もCITYの勢いは止まらなかった。#32 唯井 竣平、#25 宮崎 泰右らが積極的にシュートを放つほか、#21 阿部 翔平の蹴ったコーナーキックがゴールマウスをとらえ、あわやゴールというシーンもあった。
58分には試合を通して右サイドを制圧していた #25 宮崎 泰右のドリブル突破から、ゴール前に走り込んだ #26 村松 知輝がクロスに合わせたが、枠には飛ばなかった。
しかし、64分には同じく #25 宮崎 泰右の突破が得点につながる。右サイドでボールを受けた #25 宮崎 泰右が縦に仕掛け、相手DFを振り切ると、グラウンダーのクロスに最後は #32 唯井 竣平が確実に合わせて自身今季2点目をゲット。CITYにとっても試合を決定づける3点目となった。
76分には相手のスルーパスからキーパーとの1対1の場面を作られてしまったが、ここは GK #18 前川 天良が落ち着いた対応を見せ、相手に得点を許さなかった。
試合終了間際には、ゴール前の混戦から #32 唯井 竣平の落としを #10 藤原 裕太が押し込み、SHIBUYA CITY FCがダメ押しの4点目を追加してタイムアップとなった。
SHIBUYA CITY FCは攻めれば怒涛の4得点、守れば3試合連続のクリーンシートとなった。また今節の結果を受けて、CITYは勝ち点8でリーグ暫定首位に躍り出た。
