
KICK OFF |
9:50
非公開


SHIBUYA CITY FC

Intel Biloba Tokyo
6
2
東京都社会人サッカーリーグ1部
2021年6月27日
GAME RESULT
GAME REPORT
ハイライト
マッチレビュー
SHIBUYA CITY FCは東京都1部リーグ第10節でIntel Biloba Tokyoと対戦した。#21 阿部 翔平のゴールを皮切りに前半3点、後半にも3点を奪ったCITYが6-2で大勝した。
5月16日の早稲田大学ア式蹴球部FC戦以来、およそ1か月半ぶりのリーグ戦となったCITY。8月にかけての #ドドド怒涛の7連戦 の初戦のスターティングメンバーには新鮮な顔ぶれが並んだ。なお、今節は紫の2ndユニフォームがリーグ戦で初お披露目となった。
ゴールマウスを守るのは今季初先発・初出場の #1 峯 達也。ディフェンスラインは右から#22 大津 佑和、#3 山崎 大成、#13 藤田 峻作、そして#21 阿部 翔平が「本職」の左サイドバックのポジションで起用された。中盤の底には #24 柴村 直弥が入り、両インサイドハーフには、互いに切磋琢磨する「幼馴染コンビ」 #23 大村 俊輔と #15 河西 守生が揃って今シーズン初先発・初出場を果たした。左右のウィングには #20 上田 悠起 と #25 宮崎 泰右が起用され、最前線にはCITYの背番号9を背負う影森 宇京が同じく今季初先発・初出場を飾った。

試合の立ち上がりは一進一退の攻防を繰り広げていた両チーム。しかし、8分にCITYが誇る「伝家の宝刀」がピッチを切り裂く。
敵陣でインターセプトした #21 阿部 翔平が一気にボールを前線に運ぶと、2タッチ目で相手DFをかわしながらバイタルエリアに侵入。3タッチ目でその左足を振り抜いた。「コースが見えた」と試合後に振り返ったように、まさに相手GKの手をかすめてサイドネットに突き刺さる見事なシュートだった。このゴールでCITYが幸先よく先制に成功する。
しかし、CITYは一瞬の隙を突かれることになる。16分、相手のコーナーキックをGKが一度は弾くも、そのセカンドボールを押し込まれてしまい同点に追いつかれる。
直近のリーグ戦2試合は逆転負けを喫していただけに、その記憶が蘇った人もいるかもしれない。だが、この日のCITYは一味も二味も違った。
30分、右サイドを突破した #25 宮崎 泰右がゴール前に折り返すと、そこに飛び込んだのは今季初出場の #15 河西 守生。ゴール後に力強いガッツポーズを見せた新加入22歳の初得点でCITYが勝ち越す。さらにその7分後には、敵陣で味方がヘディングしたボールをゴール前で受けた #9 影森 宇京が相手GKの動きを見ながらシュートをゴール右隅に落ち着いて流し込み、リードを2点に広げた。#9 影森 宇京にとってもこれが今季初ゴールとなった。
ここからのCITYは止まらなかった。39分には勝ち越しゴールの #15 河西 守生が華麗なターンから自らミドルレンジのシュートを狙う。41分にもその #15 河西 守生と #20 上田 悠起が息のあったコンビネーションから左サイドを崩した。

エンドが変わった後半開始直後にも、左サイドからのマイナスのクロスを右サイドバックの#22 大津 佑和がダイレクトで狙ったが枠の上に飛んでしまった。敵陣深くまで侵入し、この得点機を演出したのも #15 河西 守生だった。
そして迎えた60分、試合を決定づけると言っても過言ではない4点目がCITYに生まれる。右サイドのショートコーナーからボールを繋ぐと、最後は #25 宮崎 泰右のクロスに #24 柴村 直弥がドンピシャのヘディングで合わせた。
61分、この日1ゴールの#9 影森 宇京に代わって#10 藤原 裕太が投入される。続く72分と77分には、小学校時代ぶりに同じチームの一員として共にピッチに立ち、充実のプレーを披露した #23 大村 俊輔と #15 河西 守生がベンチに下がり、#14 宮吉 悠太と前節ゴールを決めている #11 塩谷 彦人が入った
そして、最後に圧巻の2ゴールでこの一戦を締めくくったのはやはりこの男だった。82分と90分に、それぞれ右サイドと左サイドからの折り返しを途中出場の #10 藤原 裕太が冷静に合わせてゴールネットを揺らした。

最終的には相手の反撃を1点に抑えたCITYが6-2で圧巻の勝利を収めた。まさに "unstoppable" な試合を披露したSHIBUYA CITY FC。 次節は7月4日(日)12:30キックオフで東京海上フットボールクラブと対戦する。
文・川上 皓輝
ハイライト
マッチレビュー
SHIBUYA CITY FCは東京都1部リーグ第10節でIntel Biloba Tokyoと対戦した。#21 阿部 翔平のゴールを皮切りに前半3点、後半にも3点を奪ったCITYが6-2で大勝した。
5月16日の早稲田大学ア式蹴球部FC戦以来、およそ1か月半ぶりのリーグ戦となったCITY。8月にかけての #ドドド怒涛の7連戦 の初戦のスターティングメンバーには新鮮な顔ぶれが並んだ。なお、今節は紫の2ndユニフォームがリーグ戦で初お披露目となった。
ゴールマウスを守るのは今季初先発・初出場の #1 峯 達也。ディフェンスラインは右から#22 大津 佑和、#3 山崎 大成、#13 藤田 峻作、そして#21 阿部 翔平が「本職」の左サイドバックのポジションで起用された。中盤の底には #24 柴村 直弥が入り、両インサイドハーフには、互いに切磋琢磨する「幼馴染コンビ」 #23 大村 俊輔と #15 河西 守生が揃って今シーズン初先発・初出場を果たした。左右のウィングには #20 上田 悠起 と #25 宮崎 泰右が起用され、最前線にはCITYの背番号9を背負う影森 宇京が同じく今季初先発・初出場を飾った。

試合の立ち上がりは一進一退の攻防を繰り広げていた両チーム。しかし、8分にCITYが誇る「伝家の宝刀」がピッチを切り裂く。
敵陣でインターセプトした #21 阿部 翔平が一気にボールを前線に運ぶと、2タッチ目で相手DFをかわしながらバイタルエリアに侵入。3タッチ目でその左足を振り抜いた。「コースが見えた」と試合後に振り返ったように、まさに相手GKの手をかすめてサイドネットに突き刺さる見事なシュートだった。このゴールでCITYが幸先よく先制に成功する。
しかし、CITYは一瞬の隙を突かれることになる。16分、相手のコーナーキックをGKが一度は弾くも、そのセカンドボールを押し込まれてしまい同点に追いつかれる。
直近のリーグ戦2試合は逆転負けを喫していただけに、その記憶が蘇った人もいるかもしれない。だが、この日のCITYは一味も二味も違った。
30分、右サイドを突破した #25 宮崎 泰右がゴール前に折り返すと、そこに飛び込んだのは今季初出場の #15 河西 守生。ゴール後に力強いガッツポーズを見せた新加入22歳の初得点でCITYが勝ち越す。さらにその7分後には、敵陣で味方がヘディングしたボールをゴール前で受けた #9 影森 宇京が相手GKの動きを見ながらシュートをゴール右隅に落ち着いて流し込み、リードを2点に広げた。#9 影森 宇京にとってもこれが今季初ゴールとなった。
ここからのCITYは止まらなかった。39分には勝ち越しゴールの #15 河西 守生が華麗なターンから自らミドルレンジのシュートを狙う。41分にもその #15 河西 守生と #20 上田 悠起が息のあったコンビネーションから左サイドを崩した。

エンドが変わった後半開始直後にも、左サイドからのマイナスのクロスを右サイドバックの#22 大津 佑和がダイレクトで狙ったが枠の上に飛んでしまった。敵陣深くまで侵入し、この得点機を演出したのも #15 河西 守生だった。
そして迎えた60分、試合を決定づけると言っても過言ではない4点目がCITYに生まれる。右サイドのショートコーナーからボールを繋ぐと、最後は #25 宮崎 泰右のクロスに #24 柴村 直弥がドンピシャのヘディングで合わせた。
61分、この日1ゴールの#9 影森 宇京に代わって#10 藤原 裕太が投入される。続く72分と77分には、小学校時代ぶりに同じチームの一員として共にピッチに立ち、充実のプレーを披露した #23 大村 俊輔と #15 河西 守生がベンチに下がり、#14 宮吉 悠太と前節ゴールを決めている #11 塩谷 彦人が入った
そして、最後に圧巻の2ゴールでこの一戦を締めくくったのはやはりこの男だった。82分と90分に、それぞれ右サイドと左サイドからの折り返しを途中出場の #10 藤原 裕太が冷静に合わせてゴールネットを揺らした。

最終的には相手の反撃を1点に抑えたCITYが6-2で圧巻の勝利を収めた。まさに "unstoppable" な試合を披露したSHIBUYA CITY FC。 次節は7月4日(日)12:30キックオフで東京海上フットボールクラブと対戦する。
文・川上 皓輝