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KICK OFF | 

9:05

非公開

SHIBUYA CITY FC

駒澤大学 GIOCO 世田谷

3
1

東京都社会人サッカーリーグ1部

2021年7月18日

GAME RESULT

選手交代

14

min

SHUNSUKE OMURA

JABULANI LINJE ALI

IN

OFF

ゴール

41

min

KAGEMORI UKYO

失点

53

min

選手交代

59

min

FUJIWARA YUTA

YUKI UEDA

IN

OFF

選手交代

68

min

HAMANO YUKI

KAGEMORI UKYO

IN

OFF

ゴール

81

min

FUJIWARA YUTA

ゴール

88

min

TAISUKE MIYAZAKI

​STARTING XI

FW

KAGEMORI UKYO

30

YUKI UEDA

7

TAISUKE MIYAZAKI

10

MF

SHU KAWANISHI

11

SHIBAMURA NAOYA

24

JABULANI LINJE ALI

31

DF

YUWA OTSU

22

YAMAZAKI TAISEI

3

FUJITA SHUNSAKU

13

SHOHEI ABE

6

GK

TATSUYA MINE

1

GAME REPORT

ハイライト



マッチレビュー

SHIBUYA CITY FCは東京都1部リーグ第12節で駒澤大学 GIOCO 世田谷と対戦した。両チームともに譲ることなくどちらに転んでもおかしくはなかった試合を制したのは、試合終盤に2つの美しいシュートでゴールネットを揺らしたCITYだった。

今節で


も折り返しを迎えた第4戦。キャプテンを務める

が東京海上フットボールクラブ戦以来に先発のラインナップに戻ってきた。そして中盤のインサイドハーフのポジションには新加入の

がCITYでの初スタメン・初出場を飾った。

日が傾き、ピッチには大きな影が横たわる時間でのキックオフ。試合前には【VALX MATCH】を記念してユニークな集合写真も撮影された。今節は海沿いの会場での一戦というコンディションもあり、前半はCITYが強い向かい風のなかでのプレーを余儀なくされた。

試合序盤のCITYは試合のペースを掴み切ることができず、逆に相手が風の利も活かしながらセットプレーでCITYゴールに襲いかかる。5分、相手のセットプレーから枠内にシュートを飛ばされるも、ここはディフェンス陣がギリギリでのクリアで対処した。

14分には


が負傷退場となってしまい、前節まで3試合連続先発出場を続けていた

が代わりに投入される。

CITYは


が巧みなボールキープから味方の攻め上がりを待ち、スルーパスを狙ったものの、ここは相手のディフェンスの網に引っかかってしまう。26分には相手にシュートを打たれるシーンがあったが、

のブロックでコーナーキックに逃れる。そのコーナーキックから相手にヘディングで合わせられてしまうも、枠外に外れて事なきを得る。

立ち上がりから思うようなサッカーを展開できていなかったCITYだったが、徐々に右ウイングの


を中心にペースを取り戻す。そして32分、CITYにこの試合はじめての決定機が訪れる。



がセンターサークル付近でボールを持つと、息のあったコンビネーションで

にボールをスイッチ。キャプテンはドリブルでやや左に流れつつ相手のディフェンスの注意を引きつけると、広大なスペースができていた右サイドに走り込む

にリターンのパスを出す。9番はエリア内の深い位置まで持ち込むと、ゴール前に走り込んでいた

にラストパスを供給したが、ダイレクトで合わせたシュートは枠の上に飛んでしまった。

直後の34分にも左サイドのスペースでボールを受けた


が自らゴールに向かってドリブルで持ち込むと、最後は切れ味鋭いカットインからシュート。これはキーパーのセーブになったものの、CITYは確実にリズムを取り戻していた。

39分には相手にフリーキックをエリア内で合わせられてしまい、あわや失点というピンチを迎えたが、


が見事な反応でシュートを弾き返し、ゴールを許さない。

そして迎えた41分、CITYに待望の先制弾が生まれる。左サイドを




の3人で完璧に崩す。そこからサイドに抜け出した

が中央にクロスを上げると、素晴らしいオフザボールの動きで相手ディフェンスの背後をとっていた

がドンピシャのヘディングでシュートを叩き込んだ。

CITYの背番号9にとってはこれがIntel Biloba Tokyo戦以来3試合ぶり、今季2ゴール目となる得点となった。前半はこのままCITYが1点リードで折り返す。

日も暮れ、ピッチの奥に青く光る観覧車がより目を引くようになった後半。次に生まれたのは試合を振り出しに戻すゴールだった。

53分、相手がCITYの右サイドを崩すと低い弾道のクロスをゴール前に送る。一度はゴールキーパーがパンチングで弾いたものの、セカンドボールを拾われ、最後は山なりのシュートを決められてしまい同点に追いつかれる。

スコアを1-1のタイにされた後、CITYは再び流れを掴むべく交代カードを切っていく。59分にはエース


、68分には


がピッチに送り込まれる。

81分、CITYは自陣から縦に速い攻撃を発動すると、交代出場の


が浮き球のボールを相手DFラインとGKの間のスペースに落とす。そのアバウトなボールにいち早く反応したのは同じく途中出場の

。背番号29のFWがボールに触れる前から走り出し、なんと3人もの相手プレイヤーをごぼう抜きにしてボールを自分のものにすると、最後は相手ゴールキーパーの位置を見ながらループシュートを選択。ボールはゴールに吸い込まれた。CITYが勝ち越しに成功する。

88分にも相手が同点に追いつこうと前がかりになった隙を見逃さなかった。ピッチ中央で縦パスを受けた


は落ち着いて前を向くと、右サイドでフリーになっていた

にスルーパスを送る。キャプテンが放ったループシュートは観る者に時が止まったかと思わせるほど美しい放物線を描き、CITY側のベンチ、そしてYouTubeでのライブ配信やPlayer!の速報が流れる画面の前ではガッツポーズが飛び出したことだろう。

は途中出場ながら、2アシストと見事に大仕事をやってのけた。



一度は同点に追いつかれたものの、終わってみれば3得点で勝利を飾ったSHIBUYA CITY FC。今節の「Muscle Valx Player(MVP)」には相手のロングボールを跳ね返しつづけたセンターバックの


が選ばれた。これでリーグ戦10試合を消化したCITYは連勝を4に伸ばし、勝ち点も20ポイント台に乗せた。連勝の勢いはそのままに、チームは地に足をつけてまずは次戦での白星を目指す。

文・



ハイライト



マッチレビュー

SHIBUYA CITY FCは東京都1部リーグ第12節で駒澤大学 GIOCO 世田谷と対戦した。両チームともに譲ることなくどちらに転んでもおかしくはなかった試合を制したのは、試合終盤に2つの美しいシュートでゴールネットを揺らしたCITYだった。

今節で


も折り返しを迎えた第4戦。キャプテンを務める

が東京海上フットボールクラブ戦以来に先発のラインナップに戻ってきた。そして中盤のインサイドハーフのポジションには新加入の

がCITYでの初スタメン・初出場を飾った。

日が傾き、ピッチには大きな影が横たわる時間でのキックオフ。試合前には【VALX MATCH】を記念してユニークな集合写真も撮影された。今節は海沿いの会場での一戦というコンディションもあり、前半はCITYが強い向かい風のなかでのプレーを余儀なくされた。

試合序盤のCITYは試合のペースを掴み切ることができず、逆に相手が風の利も活かしながらセットプレーでCITYゴールに襲いかかる。5分、相手のセットプレーから枠内にシュートを飛ばされるも、ここはディフェンス陣がギリギリでのクリアで対処した。

14分には


が負傷退場となってしまい、前節まで3試合連続先発出場を続けていた

が代わりに投入される。

CITYは


が巧みなボールキープから味方の攻め上がりを待ち、スルーパスを狙ったものの、ここは相手のディフェンスの網に引っかかってしまう。26分には相手にシュートを打たれるシーンがあったが、

のブロックでコーナーキックに逃れる。そのコーナーキックから相手にヘディングで合わせられてしまうも、枠外に外れて事なきを得る。

立ち上がりから思うようなサッカーを展開できていなかったCITYだったが、徐々に右ウイングの


を中心にペースを取り戻す。そして32分、CITYにこの試合はじめての決定機が訪れる。



がセンターサークル付近でボールを持つと、息のあったコンビネーションで

にボールをスイッチ。キャプテンはドリブルでやや左に流れつつ相手のディフェンスの注意を引きつけると、広大なスペースができていた右サイドに走り込む

にリターンのパスを出す。9番はエリア内の深い位置まで持ち込むと、ゴール前に走り込んでいた

にラストパスを供給したが、ダイレクトで合わせたシュートは枠の上に飛んでしまった。

直後の34分にも左サイドのスペースでボールを受けた


が自らゴールに向かってドリブルで持ち込むと、最後は切れ味鋭いカットインからシュート。これはキーパーのセーブになったものの、CITYは確実にリズムを取り戻していた。

39分には相手にフリーキックをエリア内で合わせられてしまい、あわや失点というピンチを迎えたが、


が見事な反応でシュートを弾き返し、ゴールを許さない。

そして迎えた41分、CITYに待望の先制弾が生まれる。左サイドを




の3人で完璧に崩す。そこからサイドに抜け出した

が中央にクロスを上げると、素晴らしいオフザボールの動きで相手ディフェンスの背後をとっていた

がドンピシャのヘディングでシュートを叩き込んだ。

CITYの背番号9にとってはこれがIntel Biloba Tokyo戦以来3試合ぶり、今季2ゴール目となる得点となった。前半はこのままCITYが1点リードで折り返す。

日も暮れ、ピッチの奥に青く光る観覧車がより目を引くようになった後半。次に生まれたのは試合を振り出しに戻すゴールだった。

53分、相手がCITYの右サイドを崩すと低い弾道のクロスをゴール前に送る。一度はゴールキーパーがパンチングで弾いたものの、セカンドボールを拾われ、最後は山なりのシュートを決められてしまい同点に追いつかれる。

スコアを1-1のタイにされた後、CITYは再び流れを掴むべく交代カードを切っていく。59分にはエース


、68分には


がピッチに送り込まれる。

81分、CITYは自陣から縦に速い攻撃を発動すると、交代出場の


が浮き球のボールを相手DFラインとGKの間のスペースに落とす。そのアバウトなボールにいち早く反応したのは同じく途中出場の

。背番号29のFWがボールに触れる前から走り出し、なんと3人もの相手プレイヤーをごぼう抜きにしてボールを自分のものにすると、最後は相手ゴールキーパーの位置を見ながらループシュートを選択。ボールはゴールに吸い込まれた。CITYが勝ち越しに成功する。

88分にも相手が同点に追いつこうと前がかりになった隙を見逃さなかった。ピッチ中央で縦パスを受けた


は落ち着いて前を向くと、右サイドでフリーになっていた

にスルーパスを送る。キャプテンが放ったループシュートは観る者に時が止まったかと思わせるほど美しい放物線を描き、CITY側のベンチ、そしてYouTubeでのライブ配信やPlayer!の速報が流れる画面の前ではガッツポーズが飛び出したことだろう。

は途中出場ながら、2アシストと見事に大仕事をやってのけた。



一度は同点に追いつかれたものの、終わってみれば3得点で勝利を飾ったSHIBUYA CITY FC。今節の「Muscle Valx Player(MVP)」には相手のロングボールを跳ね返しつづけたセンターバックの


が選ばれた。これでリーグ戦10試合を消化したCITYは連勝を4に伸ばし、勝ち点も20ポイント台に乗せた。連勝の勢いはそのままに、チームは地に足をつけてまずは次戦での白星を目指す。

文・