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2022シーズン終了のご挨拶(代表 小泉翔)

2022年12月12日

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News

日頃からSHIBUYA CITY FCを応援、支援してくださっている皆様に心より感謝申し上げます。昨日、関東社会人サッカー大会 2回戦にて、茨城2位の境トリニタスに0-2で敗れ、今年掲げていた関東リーグ昇格の目標を達成できずにシーズンが終了いたしました。トーナメント初戦では15人がPKを蹴る歴史的な長期戦で千葉県1位のHCSフットボールクラブを破り、勢いそのままに昇格まで勝ち上がることを選手・スタッフ誰もが疑うことなく戦いましたが、境トリニタスの決定力と固い守備の前にゴールを奪うことができず、敗退となりました。

会場には多くのサポーター、スポンサーの方々に応援に来ていただき、YouTubeのライブ配信では常時400-500名の方に観戦いただくなど、本当に多くの方々がチームの勝利を共に願い戦ってくれました。敗戦が決まった時には選手やスタッフとともに涙を流してくださる方もいました。日頃からサポートしてくださっている皆様を喜ばせたかった。昇格という成果で恩返ししたかった。皆様の期待に応えられなかったことが最も悔しく、その悔しさは敗戦から1日経っても全く薄れてくれません。

「来季に向け、前を向かないといけない」と自らに言い聞かせている部分もありますが、実際に全力で関東昇格を目指した2022シーズンの挑戦と成果に関して、ポジティブに捉えることができるポイントは非常に多く存在します。

昨シーズン、SHIBUYA CITY FCは東京都リーグ1部初年度としてリーグを戦いましたが、結果は18チーム中7位。関東社会人サッカー大会進出すらできず、そもそもチームを一つにまとめることすらできず、10月にシーズンが終了しました。来季のためにとこっそり視察に行った関東社会人サッカー大会初戦、品川CC対境トリニタスの試合(後半終了間際にコーナーキックから同点に追いついたトリニタスがPKで勝利)を観て「このうちとの実力差、一体感の差は、本当に来季埋められるのか...」と強烈な焦りを覚えました。

2021年11月から、2022シーズンの関東昇格を目指しクラブは動き出しました。役員の体制変更、新年には戸田和幸テクニカルダイレクター兼コーチの招聘、12人の新加入選手の補強、若手選手をスポンサー企業様で雇用いただくなど、多くの変革を行いました。戸田さん指導の下に「渋谷の目指すフットボールの型」が明確になっていき、都リーグ前半戦では唯一の全勝。ホームゲームに関しては一生懸命声かけをして300人しか集まらなかった昨シーズンとは比較にならない1000名以上の方が応援に駆けつけてくれるなど、強化と応援者の数の両側面においてクラブが急拡大していることを実感しました。そして選手・スタッフはその変化を楽しみ、目標にコミットし、このクラブのために戦ってくれました。共に戦ってくれた全員に対して心から感謝の気持ちでいっぱいです。

「1年で、ここまで変われる」。それはわたしがこのシーズンで感じた正直な気持ち、自信です。昇格できなかったことは本当に悔しいですし申し訳ない気持ちでいっぱいですが、“変化の街“渋谷で、SHIBUYA CITY FCはまた来年大きく変化・成長し、絶対に目標を達成します。上を目指すクラブとして足りなかったことは本当に多く改善点ばかりですが、適切に判断し熱烈にチャレンジしていきます。

すでに来年の編成は大詰めです。継続選手と新加入選手たちが交わり新しい化学反応が起きるであろう新体制クラブが今から楽しみで仕方がありません。そして強化面以外でも、おそらくクラブ史上最も大きいインパクトといえるであろうリリースも控えています。SHIBUYA CITY FCは2023シーズンも、“PLAYNEW & SCRAMBLE”の理念のもと、常に新しい挑戦と遊び心を忘れずに、フットボールを軸に多くの人たちを巻き込み、いつも人々をワクワクさせる存在であり続けます。

今シーズン悔しい終わり方をしたからこそ、来季の関東昇格は格別な体験になるはずです。いつもサポートいただいている200社を超えるスポンサーの皆様、いつも熱い声援を送ってくださるサポーターの皆様へ、重ねて日頃からのご支援に感謝申し上げます。また1年、一緒に戦ってください。

SHIBUYA CITY FC /株式会社PLAYNEW 代表取締役CEO 小泉 翔


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