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大村俊輔選手 契約満了のお知らせ

2023年12月13日

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News

SHIBUYA CITY FCは、大村俊輔選手について、契約満了に伴い2024シーズンの契約を更新しないことが決定いたしましたので、お知らせします。


■大村 俊輔(Shunsuke Omura)

ポジション:MF

出身地:岡山県

生年月日:1998年8月30日

選手経歴:府中2FC-FC府中-実践学園高校-順天堂大学

クラブ通算成績:18試合出場 / 0ゴール / 0アシスト


■コメント

今シーズン限りでクラブを退団することになりました。ファン・サポーター、パートナーの皆様、選手、スタッフ、チーム関係者の皆様、本当にお世話になりました。悔しかったこと、苦しかったことが大半で、ここでは伝えきれないくらいの多くの経験をさせていただきました。


紆余曲折ありながらもSHIBUYA CITY FCは、たくさんの人たちの支えもあり、地域リーグとは思えないほどの恵まれた環境を提供できるようになりました。多くの選手が来たいと思える魅力的なクラブになったと思います。


近年はサッカー界の裾野が広がったことで、「より環境がいいクラブで」「カテゴリを下げた方が条件はいい」などの理由でクラブを選択する選手も増えました。

何不自由なくサッカーができて、仕事も紹介してもらえる。そんな何もかも与えてもらえる環境は、安定的で、将来への不安も少しばかり解消されます。ただ、サッカー選手としてのハングリー精神を削いでいく危険性もあります。


クラブが、選手が悪いという話ではありません。マインドセットの問題です。なぜサッカーをしているのか。なぜこのクラブに来たのか。仕事をやるにしても、そこに対する姿勢も含め、ここがクラブを上のステージに押し上げられなかった、自分自身の原因だと思っています。


環境は整っている。じゃあ自分はどうなのか。その環境を最大限に使える準備は整ってるのか。やってる風になっていないか。拘り、極める。後回しにせず、妥協しない。与えてもらったものを余すことなく使い切れる術や思考を自分が持ち合わせていたかと言われれば、不十分だったと思います。


負けて、気づくのはもう終わりにしないといけません。いつまでも、何か大きなきっかけがないと変われないようじゃ、この先も同じ失敗を繰り返すことになると思います。

今までしてきた粒度大小の意思決定の積み重ねによって、負けた自分ならいっそのこと全部否定してしまう。「自分なら絶対できる」ではなくて「何もできない無力な自分」を受け入れてからが始まり。だからこそ、努力できる。


サッカーで生きていきたいと幼い頃から夢見てきたのなら、死に物狂いでやるべきです。大学の同期や後輩、偉大な先輩方は、そんな世界で明日を懸けて闘っています。自分の甘さや緩さを排除して、やるべきことをやっていこうと思います。

何も結果を残せず、貢献も出来ずにクラブを離れることなり、本当に申し訳ない気持ちはありますが、多くのありがたい出会いや経験から自分に落とし込めたことは、消えることのない大きな財産です。


このクラブに関わる全ての人が見たい景色はもっと上にあります。

ここからは、信頼できる仲間が残っているので託します。

不本意に3年間言い続けた「来年こそは」を2024シーズンで終わりにしてください。


サッカーで出逢えた、サッカーよりも大切な人たちを、サッカーで幸せにできるような選手、人間であれるように、違う場所からでも皆んなに刺激を与えられるように、僕も頑張ります。


3年間ありがとうございました。









■本件に関するお問い合わせ

担当:畑間

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