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初ゴールへの期待が高まる「気が遣える、エゴイスティック」なアタッカー【Match Day Spotlight #02】

2021年4月3日

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「ゴールキーパーとセンターバック以外はどこでもできる」とは言うものの、はっきり「得意なのは前線の3枚の攻撃的なポジションで、攻撃の起点になれることが自分の特徴です」ともアピールする感じは、SNSの使い方にも表れている。

頻繁にSNSで投稿をするのには主に2つの理由がある。

「一つはクラブに対して当事者意識を持つため。自分が発信することによって、クラブで働いているスタッフの努力や裏でクラブを支えている人たちのおかげでサッカーをできていることを伝えられる。もう一つは、セルフブランディングのツールとして活用しています。SNS上で繋がりを作って、この先の人生に活かしていきたい」と、ポリバレントな気遣いを見せると同時に、エゴイスティックなアタッカーらしい回答もあった。

「CITYのビジョンに感銘を受けて加入させて頂いたところもあるし、クラブのSNSは飛び抜けて、かっこいいと思います。そういったかっこよさと発信力のおかげで、どんなクラブで自分が今プレーしているか、周りに伝わる。また、自分もいつかクラブ経営に携わりたいので、そういった意味でも日々勉強になっています」

サッカーを続ける理由に関しても回答は2種類あった。

「純粋にサッカーが大好きだから」というのと、「今後に活かせるビジネスを学びたいから」、と両面で結果を求めている様子が伺えた。


ピッチ上で結果を出すには、「CITYはまだ戦う気持ちや泥臭さが足りない」と考えている。

「平日の練習に全員集まるわけではないので、すぐに監督やチームでやりたいことを体現できるわけではない。きれいにやろうとすることは全く必要なくて、必要なのは(宮崎)泰右さんも言っていた通り、どんな形でも勝利すること。そうすることによって、感覚がつかめたり、チームとしても自信がつくと思います。週末の試合は全く展開が想像つかないですが、ボール保持はよりできるようになると感じています。その中で、自分も早く点を取って勢いに乗りたいですね」

今シーズンの新加入選手の中でも早めにチームに合流し、既にチームのムードメーカー的な存在になっているポリバレントなストライカーは、ゴールという形で、クラブに関わる全ての人に、感謝の気持ちを伝えることができるのか。

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