サッカーの世界において、GKは特殊なポジションであり、わずか1つのポジションを巡って、日頃からチーム内で熾烈なレギュラー争いを繰り広げられている。GKは練習で、GKだけでトレーニングを行う時間やメニューが多い。“小さな集団”だからこそ、お互いが切磋琢磨し合う姿はダイレクトに伝わってくる。GKチームの最年長でもある峯達也がGKメニューを考えながら日々の練習を行なっている。横倉嗣竜と峯達也は良きライバルとしてシーズンを過ごしていった。 「人としてもサッカー選手としても、頼れるところ。相談すれば真面目に答えてくれるし、プレーの面でも話さなくてもお手本のようなプレーを見せてくれる所を尊敬しています。 GKコーチがいない環境の中で、お互いの足りない部分を伸ばせるメニューを毎回考えてくれていて感謝しかないです」と、チームワークの良さを振り返る。

ドイツのチームを経て2022シーズンからSHIBUYA CITY FCに加入した横倉嗣竜。 「自分にとって大きく成長できた年、サッカーに向き合った年でした。 試合にも出場出来たけど、その分コンディションとパフォーマンスを継続する難しさを痛感した1年になった。 戸田さん（元TD兼コーチ/現SC相模原監督）のサッカーに対するパッションとプレーに求める部分を見てまだ足りない、でもまだまだ自分は伸びると感じました」と1年を振り返る。 「多様性が謳われる世の中で、多様性と若さに溢れる街にあるチーム、自由さが良い方向に作用していてクリエイティビティに長けたチームだと思う。全世界にあるCITYと名のつくチームに劣らない勢いがあって可能性しかないサッカークラブ」とSHIBUYA CITY FCの魅力を答えてくれた。

ー最後に今シーズンの意気込みを

「昨シーズン出場機会は少なかったものの、得られたものは大きかったと思います。 その経験を活かし、自分の他に負けない長所を伸ばして、自分の価値を発揮し、チームの勝利に貢献したいと思います」

■試合情報 日時　　：3月12日(日) 16:00キックオフ 対戦相手：EDO ALL UNITED 入場料　：無料 会場　　：駒沢公園補助競技場（駒沢大学駅から徒歩15分）