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サッカーと渋谷に恩返しをするため、現役続行を決意した男【Match Day Spotlight #03】

2021年4月17日

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「東京のど真ん中にサッカークラブがあること自体が面白いし、ワクワクする。そして、渋谷で試合をすることは、自分たちが目指している『渋谷らしいサッカー』であったり、この街にサッカークラブがある意味を示すいいチャンスだと思っています」

 昨シーズン終了後には自身の引退を一度選択していただけに、CITYで、渋谷で、サッカーを続けることを決意した男の言葉は力強かった。

 サッカーを続けることになった理由は、「働きながらサッカーをやりたいと思わせてくれた」としたうえで「お金をもらっていなくてもここまで本気になれたり、意識がプロフェッショナルになれることが大きかった」とも話してくれた。国内外で苦難を乗り越えながらもプロとしてサッカー選手生活を歩んできたからこそ、重みを感じる言葉だった。

「サッカークラブや選手は結果を残したからかっこいい、ではなくて、最初からかっこよくしないといけないと思うし、CITYはこのカテゴリーにいてもそれができていたので、興味を持ち、参加させていただきました。そして、加入したからには、そのかっこよさをピッチ内外で伝えないといけないと考えています」


 その言葉を象徴するように、SNSでは毎回のように練習後に「#止めて蹴る部」とつけてソーシャルメディアに投稿をしている。しかし、これはサッカーの魅力やかっこよさを伝えるためだけではなく、当たり前のことをしっかりと身につけることの重要さを自分自身や後輩に伝えているという。

「サッカーの原理原則がパスとトラップだったりしますが、その当たり前の部分を多くの方が疎かにする可能性があるので、そうならないために自分に言い聞かせてもいますし、後輩たちにも、初心を忘れてはならない、と伝えたいです」


「サッカーを通して、様々な経験や出会いがあったから今の自分があるし、青山学院大学時代は渋谷という街にお世話になったので、サッカーや渋谷に恩返しをしたい」という言葉からも、今回開催されるクラブ初のホームゲームが、彼にとってどれだけ重要かも伺える。

「渋谷はオシャレがあって、インターナショナルだったり、たくさんのエネルギーで満ち溢れている。自分たちのサッカーもこの渋谷の街のように個性を発揮したり、表現する場であってほしいし、お客さんが見て楽しいものを提供したい」

 4月18日は果たして、どんなプレーで「SHIBUYA CITY FC」や「地頭薗雅弥」を表現してくれるのか、楽しみだ。

Editor :



地頭薗 雅弥 選手のプロフィールは


東京都1部リーグ第3節 vs HOSEI Football Lab

■開催日時 4月18日(日)13:50キックオフ

■対戦相手 HOSEI Football Lab

■会場 渋谷区スポーツセンター

■マッチデースポンサー

伊藤園

HP:






■SHIBUYA CITY FC 「渋谷から世界で最もワクワクするフットボールクラブをつくる」というコンセプトの都市型フットボールクラブ。 「Football for good ~ワクワクし続ける渋谷をフットボールで~」というビジョンを掲げ、渋谷の街全体をスタジアムと見立て、365日、フットボールを軸に渋谷に関わる人々や企業・組織と共創したコンテンツが楽しめる姿を目指している。 2014年に発足したTOKYO CITY F.C.が前身となり、2021シーズンよりクラブ名称を「SHIBUYA CITY FC」に変更。

■本件に関するお問い合わせ SHIBUYA CITY FC / 株式会社PLAYNEW 担当:畑間 Mail:info@scfc.jp


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